あなたの産む産院はどんな母乳ケアをしているか、分かっていますか? | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院
院長の加藤祐里です。

自分が出産する産院が
母乳のケアにどれくらい力を
入れているのか知るのに

妊婦健診の時に聞いてみるといい質問は
「退院した時と、一か月検診の
完全母乳をしているママさんは
どれくらいいますか?
(全体の何パーセントですか?)」

これをパッと答えられる産院は
多少数値が悪くても
ある程度こちらの要望を聞いてくれます。

逆に母乳育児にはそんなに力をいれていないような
産院の医師は
「そんなことを素人が聞いてどうするんだ。

そんなことにこだわっているから
母乳がでないんだ。

忙しいのにそんな質問するんじゃない」と
逆ギレされるか

ポカーンと口空けて
「調べたこともない」と言うかどっちかです。

(↑コレみんな実話)

他にも妊娠中に判断する方法として

妊婦健診で乳頭マッサージを
直接、指導してくれる
ような助産師もいないし、

ミルク会社の名前の入った
景品をたくさんくれるし

母子同室開始も遅いし
(パンフレットには出産後は
ママはしっかりと休んで体力を回復するまで
お子さんをお預かりします、と書いてあります)

妊婦健診で母乳だけで育てたいのだけど、
と医師に質問しても
「はい」とそっけないような返事ひとつで

「どうして母乳で育てたいのか?
ミルクは足していいのか?
哺乳瓶は使っていいのか?
夜間も同室するのか?
自律なのか?」など

母乳に関して妊婦さんが抱いている
イメージや背景、モチベーションなども
逆に聞き返してこないような
施設はたぶん母乳ケアが不得意な産院です。

違う産院で産みたくても
体調や家の事情でそこしか
選べないこともありますが

どこの病院で産もうと

帝王切開になることが決まっていようと

自分が出産したときが
たまたま出産ラッシュで忙しくて
ほとんど授乳指導をしてもらえなかったとしても

海外で産もうと

妊娠中から準備しておくことで
自分でどうにかすることができます。

まず一番にやることは
正しい知識を身に着けること。

普通の育児本や
1ページでもミルク会社の広告の入った
育児雑誌に書いてある
子育てのハウツー本では

母乳で育てるための
正しい情報は得られません。

もりのこ鍼灸院のイチオシは
日本母乳の会が出している
「はじめての母乳育児と心配事」


私が名古屋の「赤ちゃんに優しい病院」
働いているときに
院長先生のはからいで
そこで出産するママさん全員に配っていた本です。

私も何人もの悩める妊婦&授乳ママに
プレゼントしました。
(海外で出産する友人にも送ったなぁ)

母乳のことが全然分からない
独身で産科で働いたことがない
看護師さんや看護学生もこれ一冊を
徹底して読んでいれば
他の本は全くいらないくらい大丈夫でした。

母乳で困ってから読むのでなくて
妊娠中からちょっとづつ読んでください。