治すべきは赤ちゃんの肌の湿疹より、ママの追いつめられている心 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院・院長の
加藤祐里です。

先回の「肌荒れ」の患者さんの感想
たくさんのコメントをいただき
ありがとうございました。

アトピーに関連した内容は
特にみなさんの関心が高い内容ですね?

もりのこ鍼灸院に通う子連れママさんにも
お子さんの肌荒れにお悩みの方はたくさんいます。

生後一か月過ぎ頃に多くの赤ちゃんに
顔から額、頭皮にかけて湿疹が出ます。
たいてい、顔面部にのみ湿疹がでて
お腹や背中には出ません。

全くでない子もいますし、
かさぶたになったり、
痒がったり、黄色い汁が出るような症状も
みられます。

乳児湿疹の場合、
いつかはよくなる時が来るので
分かっていればそんなに悩まなくても
いいのですが

初めての子育てで
あまり外出もせず、
ママも一日中家にこもりっぱなしで
誰とも話をしないような
生活をしていると

赤ちゃんの湿疹を毎日数えるように
ひどくなる湿疹ばかりが気になって
追いつめられるような気持ちになります。

もうすぐ眠りそうなタイミングで
痒みがひどくなるのか
せっかく寝かしつけても
機嫌悪く、痒がって起きてしまったり、

掻くので血が出て
顔中が傷だらけで
会いに来た親に病院に行ったのか、
薬を変えてもらった方がいいんじゃないか?と
言われる。

脂っこい食べ物や甘いものを食べると
母乳の質が悪くなって
赤ちゃんに影響しているのかと
自分なりに体に良さそうな食事にしていても
ひどくなる一方。

自分自身、小さいころアトピーで
苦しんできた経験があるから
この子もアトピーになるのでないか、

育児本には様子をみればいいと書いてあるけど
どこか専門の病院に連れていって
早く治してあげた方がいいのでないか…。

旦那に話しても
アトピーで苦しんだことがないからか
親身になって聞いてくれないし…。

もりのこ鍼灸院では
湿疹の原因がどうだとか、
ステロイドはやめた方がいいとか
診断や治療に関したことは言及しません。

早く治してあげたいと
焦るママの気持ちもよく分かるけど
治すべきは赤ちゃんの肌より
ママの追いつめられている心です。

ママの身体は出産や授乳で消耗していますし、
慣れない育児や不安や緊張が続いて
全身、ガチガチですから
施術で体の調子を整えてあげることも必要ですが

じっくり話を聞いてあげること、
よく頑張ってきたね、
でも大丈夫だよと共感してもらえる場が
何より必要です。

なかには赤ちゃんの顔の湿疹を
みられたくなくて
外出を控えているママさんもいるそうですから、
ただ、フンフンと話を聞いてくれる
仲間が悩んでいる心を救います。

郡上大和で子連れママ向けの
アロマサロン「優しい魔女の部屋」
運営されている中溝美幸さんも
ご自身も小さいときにアトピーで苦しんだ過去があり
ご自分のお子さんもアトピー体質だそうです。

だからこそ、肌につける石鹸や乳液などは
ご自分の目と感覚で大丈夫な物を使われています。

アロマやハーブのもつ自然の癒しの力や
人体に害なく治癒力を高めてくれることを
知っている以上に

経験してきた人ならではの
深い共感力を兼ね備えています。

「優しい魔女の部屋」のアロマサロンは
お子様連れでアロマオイルマッサージや
アロマクラフト作りが利用できます。

中溝さんはお医者さまではないので
アトピーかどうかの診断はできませんが

毎日お子さんの湿疹をみて
ため息をついているママさん、
みゆこさんにお話を聞いてもらっては
いかがですか?