郡上もりのこ鍼灸院・院長の
加藤祐里です。
胎内記憶の研究をされている
横浜の産婦人科医・池川明先生の
著作紹介コーナーです。
今日は「いのちの絆の物語」
「すべての『結果』は引き寄せられている。
運命を決める『牽引の法則』」を書かれた
カウンセラーの澤谷鑛先生と池川先生の共著です。
読みやすさ度☆(文字多し)
何度も読み返したい度☆☆☆
「いのちの絆の物語」プロローグより抜粋
‘妊娠中に薬を飲むと赤ちゃんに影響が出ることを
心配する人がいますが、
心の在り方を心配する人はあまりいません。
カナダの精神科医であるトマス・バーニー博士は
お腹の赤ちゃんに対して
薬剤による影響を「1」とすると
お母さんのストレスなどの悪い影響は
「10」くらいであると伝えています。
これをデービット・チェンバレンは
「心の奇形」という表現を使っています。
おおくの人が奇形の赤ちゃんを産みたくない
と願います。
そのため妊娠初期に奇形を作るかもしれない薬を
飲んでしまったことを心配します。
しかし、母親の心配そのものが
赤ちゃんの心にトラウマを残してしまう、
とは考えません。
もちろん自然な生き方の中に
赤ちゃんを守る仕組みが備わっているので
1~2回の母親のストレスが
赤ちゃんに危険を及ぼすわけでは
ありませんが、
連続した大きなストレスを
妊娠中から数年間、母親を通して
子どもに伝えてしまえば
子どもの心に奇形を作ってしまう可能性が
高いのです。
そして家庭環境や母親のおかれた環境
(気持ちの面と、食事など肉体の
健康面の両方)が
生まれてくる赤ちゃんへ大きく影響することは
最新の遺伝子の研究から明らかにされてきました。
虐待など負の情報が
一世代だけでなく数世代にわたって
伝わってしまうことが
科学の世界で証明されつつあるのです’
<もりのこ院長より>
ここでは紹介しきれないほど
他にもお勧め箇所多数あり。
澤谷先生や編者のマザーズネット代表の
紅林千賀子さんの言葉に
親として、この人生を選んだ自分に対して
励ましてもらえるような気持ちになります。