どんな食べ物もあなたの力になりたくて存在している | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院・院長の
加藤祐里です。

チョコに限らず、ケーキやお菓子、
揚げ物、ハンバーガー、ピザなどなど
たいていおいしいものは
母乳に悪いと言われます。

野菜を買うにしろ、無農薬で
放射能が少なくてと
アレやコレやと縛りが多い…。

私もこだわって食事をしていたときが
ありましたが、
夫は全く聞いてくれないし、
上の子も偏食で野菜も食べてくれないし
苦痛になった時期もありました。

そういうなかで気づいたこと。

「食べ物に良い悪いの
区別をつけない」


コレは良い、これは良くないと食べ物を
分けることは所詮、本に書いてあったり
誰かに言われたことです。

食べ物を選ぶときに大事なのは
自分の直感力です。

何々の栄養が足りていないから
これこれを食べなければいけない、と
理屈で食べ物を選ぶのでなくて、

「この大根おいしそう!
これでおでん作ったら最高だろうなぁ!」という
ひらめき力が身体の求める栄養です。

今の人たちはたいてい食べ過ぎです。
胃腸が弱るとひらめき力もさがるので
自分の本当に食べたいものが分かりません。

「仕事中にお腹がすいたら恥ずかしい」といって
お腹がすいていなくても食べたり、
人に勧められたら断るのも悪いから
無理して食べようとします。

食べ物を疑わないでください。
花も野菜も人間を助けたくて
応援したくて存在しているといいます。

人間は手と足がはえていて
誰かのためになるように働いたり、
愛や思いやりを表現できる
地球で唯一の生き物なので
動けない植物は人間に食べてもらうことで
世の中のためになることができます。

肉も卵も同じで
食べてもらうことで
誰かの命のもとになって
喜んでくれることが
食べ物の望みです。

チョコレートが食べたいというのも
チョコレートがあなたを癒したいと
思ってだしたメッセージを
あなたが受け取ったから。

「また、食べちゃった」
「我慢しなきゃいけないのに私は
なんて意志が弱いんだろう…」
「乳腺炎になったらどうしよう」と
マイナスのイメージを抱くことは
食べ物の善意に対して‘被害者意識’を
抱くことにつながります。

素直に食べて
「おいしかった、幸せ~、ごちそうさま」って
言えばいいんです。

食べることは栄養をとる目的だけでは
ありません。

あの人が作ってくれたものを
食べると元気になる。

あの人と一緒に食べるとうれしい、

ママのいない休日に
パパとこっそり食べるハッピーセットの
おいしいこと!

何を食べたかよりも
どんな気持ちで食べたかが
人の幸せを作ります。