甘いものを欲する時は「甘えたい」気持ちのあらわれ | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。

郡上もりのこ鍼灸院・院長の
加藤祐里です。

チョコの記事、たくさんの方に読んでいただき
ありがとうございます。

人間の一番の基本の味覚は‘甘味’
赤ちゃんが最初に覚える味も
母乳の甘味です。

甘味の理想はお米をよく噛んで
食べたときに感じる
ほんのりとした甘味。

ですが、胃腸の消化力が下がってくると
炭水化物の消化に負担がかかり
即効性の糖分を脳が欲するため
甘いものが食べたくなります。

東洋医学でも甘いものが好きな人は
たいてい消化機能を補う治療をします。

胃腸は脳と密接にかかわっているとも
考えるので、女性などは悩みの無いふりを
していても、甘いものに走っているときは
何らかのストレスを感じていると考えます。

甘味のまた違う見方として
心理的な考えですと
「誰かに甘えたい」気持ちの表れとも
考えられます。

お産後のお母さんなど
慣れない子育てで不安ばかり、
理想の子育てを目指して
多少の苦労は我慢して当たり前と
頑張る気持ちの奥には

誰かに助けて欲しい、
支えて欲しい、
そばにいて欲しい、

そういう無意識の欲求のあらわれとして
‘甘味’を欲することがあります。

女性だって家族の世話で
愛を与えるばかりでは
枯渇してしまいます。

甘いものを食べて罪悪感を
感じて自分を責める前に

もっと頑張らなければと
自分を追いつめてきて
まわりに素直に甘えてこなかった
自分に気づいてください。

いいじゃないですか、
チョコレート食べたって。
旦那さんは仕事が忙しかったり、
頼りにならないことはあっても
チョコレートはあなたを裏切りません。

今日までよく頑張ってきたあなたを
褒めてあげるのは
まずはあなた自身から。