妊娠中は肋骨の角度は130度くらいに
広がっていますが、
理想的なウエストのくびれは80~90度が理想的です。
従来の何回も行う腹筋運動は
インナーとよばれる姿勢を支える筋肉を
使わずに表側の大きな筋肉である
腰や太ももに負担がかかりやすいため
早くて何回も行うトレーニングより
ゆっくり・少なくていいから
正しい骨格を意識して
しめる動きを行うことが望ましいです。
この「ろっ骨を閉じて」さらに
「へその下、パンツの前身頃の部分の
筋肉を締め」たまま
まっすぐ立つようにすると
美しくみえる姿勢ができます。
よく「お腹を締める」というと
きついスカートなどを無理やり履くときなど
息を吸って腹直筋を締めて
‘肋骨を広げてしまう’人が多いのですが、
逆にゆっくり30秒くらいかけて
息を吐いて(吸気)、
肋骨を閉じていきます。
この時、肩があがったり
猫背になりやすいので、
肩の力を抜いて、位置を保つのがコツ。
そして、臍の下の部分の筋肉を締めるのは
‘膣をきゅっと締めたり’
‘おしりに下敷きをはさむような’
‘声を出して笑ったり’
‘膣からシェークをストローで吸い上げるような’
意識でキュうっと下腹部をしめます。
しめようとすると
下腹部に力が入らず
顔や肩、周辺の大きな筋肉である
おしりのまわりや
太ももに力がはいってしまう方は
姿勢を支えて、
効率よくバランスを保つ筋肉が
使うことができていないので
疲れやすかったり
身体を傷めやすかったり
怪我をしやすくなります。
最後は美しい姿勢になって
もう一度写真をとりました。
お腹を意識するあまり
顔がこわばってしまった方も
みえましたが、
使用前、使用後の自分を
客観的な視点で見比べる機会は
あまりないので、お勧めです。
「姿勢」に関連した過去記事です
・お産後の骨盤
・骨盤底筋群
・赤ちゃんと姿勢の関係
・骨盤高位