先回、妊娠中の毛染めに
関した記事を書きました。
美容師さんからの質問に
帝王切開とかで
子宮からシャンプーの匂いがするって
本当ですか？ってよく聞かれます。
今まで何千例というお産に
立ち会ってきましたが
分かりません。
お産の前にお風呂に入れば
普通に髪の毛から香ってきますし。
経皮毒は
私たちが自覚できないレベルで
身体に影響を与えているから
怖いんです。
経皮毒とは
シャンプー・リンス・歯磨き粉・染料
食器用洗剤・洗濯用洗剤・
化粧品・生理用紙ナプキン・制汗スプレーなどに
含まれている石油を原料とする
自然界にはない化学物質が
皮膚や粘膜を通して体内に
吸収される物質の総称を指します。
食品にも防腐剤や着色料、添加物なども
化学物質は含まれていますが
便として排泄や
血液に入っても
肝臓や腎臓を通って尿として
排泄されやすいのですが、
経皮毒は皮膚や粘膜から吸収されると
そのまま皮下にとどまって
何十年と身体に影響を与え続けると
言われています。
アトピーや主婦湿疹の方などは
比較的分かりやすいと思うのですが
子宮内膜症や不妊症、子宮筋腫の
原因がまさか、自分が今まで
使ったきた日用品が原因だったなんて
思いもつかないですよね？
化学物質には環境ホルモンといって
体内に入ると女性ホルモンに似たような形になって
ホルモンをかく乱する作用があります。
赤ちゃんなどは大人に比べて
皮膚のバリア機能が弱いので
大人以上に吸収されやすいのです。
確かに、テレビや新聞などは
化学物質がたっぷり入った
シャンプーや化粧品のコマーシャルが
流れない日はありません。
石油原料のものは
一年中安定して原料を確保できて
安く大量生産が可能です。
アロマテラピーのエッセンシャルオイルが
高いのは
農薬などを使わずに栽培し、
植物のある決められた部分だけを
濃縮して使っているので
手間も人手もかかっていて、貴重なんです。
私たちはシャンプーや香りが良くて
さらさらの仕上がりが一番と
刷り込まれるし、
生理用ナプキンは長い時間トイレに
行けなくてもたっぷり吸収できて
もれない商品が一番だと
刷り込まれています。
赤ちゃんのおむつもいつまでも
熟睡できるような
長時間たっぷり吸収して
もらさない商品が良いと
思わされています。
製薬会社がスポンサーについていることで
購買意欲がさがるような
デメリットについては
隠されてしまいます。
医学部をはじめ医療系の学校で
皮膚の最新の解剖・生理機能から
最近の日用品に含まれる化学物質の特徴などを
講義できるような人はいませんから
医療者には経皮毒は語れません。
私も自分がアトピーでもないし
皮膚も荒れないので、どんな化粧品でも
たいてい大丈夫だったので
気にして選んだことがなかったのですが
子どもができて（だから、６年位です）
ホメオパシーなどをやるようになって
ちょっとづつ替えていって
今に至ります。
やっぱり、よく分からないのは
変わらないのですが、
メイク落とし、洗顔方法を見直すだけでも
肌質が良くなるので
化粧品に費やす時間とコストが軽減できました。
また、最近
塩素除去作用のあるシャワーヘッドにしたら
シャンプーを変えていないのに
髪がサラサラになってビックリしました。
正直、経皮毒フリーのものは高いですから
本当に納得できないと続けられません。
替えてみて目に見えて
症状が改善すれば頑張れるけど
そうでなければついつい楽な方向に
いってしまいますよね？
アメブロさんたちの
経皮毒に関する記事を
集めてみました
（リンクでなくてすいません）
これ、読んで
「ヤバいんだ～」と思ったあなた。
今日から一つずつ替えていきましょう。
アトピー克服配達人さんのブログ
http://ameblo.jp/kogaoseitai15/entry-11187483465.html
ほんわか堂ちゃこさんのブログ
「紙ナプキンの経皮毒」
http://ameblo.jp/honwaka09/theme3-10018370254.html
素肌を元気にするスキンケアアドバイザー大谷さんのブログ
「合成界面活性剤の危険」
http://ameblo.jp/ncbar/entry-10634212014.html
料理の先生かずよさんのブログ「経皮毒と布ナプキン」
http://ameblo.jp/smiletalk/theme3-10052674517.html#main