水分はガブガブ飲んではいけません | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。


つわりで水を飲んでも
吐いてしまうような状態が続けば
病院で点滴を受ける方法もあります。

薬を使って
赤ちゃんに影響が出るのでは…と
心配される方もいるかもしれませんが

つわりのときに使う点滴は
水分、ミネラル程度の内容なので
アクエリアスとほとんど同じです。

脱水傾向が改善されると
確かにすごく楽になります。

私が働いていた産婦人科では
たいてい、外来で2本くらい
点滴したら気分がよくなって
帰られる方が多かったのですが

ケトン体がすごく上がっていたり
家に帰ると他の家族のご飯の準備などを
しなければならず
入院したいという方などが
つわりで入院されていました。

たいてい、3日もすれば
退院されるのですが、

入院されて
点滴がはじまると
ガーガー眠られる方が多く、

つわりで気持ち悪いというより
ずっと熟睡できなくて
疲れがたまっていたのだな…と
感じます。

病院でも
無理して食べなくても
水分さえとっていれば
大丈夫ですよと
指導することが多いと思いますが

冷たい飲み物を
がぶがぶ飲むことで
余計、吐き気が悪化します。

東洋医学的には
胃が冷えて
余計な水分がお腹にたまって
水分のめぐりが悪くなった状態です。

また、アクエリアスなどの
ミネラル分が補正された飲み物も
砂糖や人工甘味料で
胃腸の調子を崩していることが
ありえますから

白湯をくちびるが乾かない程度に
チビチビ含むように
飲む方法をお勧めします。

また、朝起きて
水を口に含んで
1分位クチュクチュと
よくうがいをします。

唾液がたっぷりとでると
そのあと、
水分が吸収されやすくなりますから
ゆっくりと白湯をいただくと
細胞にしみわたるような
水分をとることができます。

ママのおしっこの量が
1日3~4回出ていれば十分
水分は足りています。

これから暑くなるので
冷たい飲み物をついつい
たくさん飲んでしまいがちですが
注意してください。