抱っこやおんぶをして歩くときの注意 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。


お産後のママが
ダイエット目的で歩く場合
姿勢が大事です。

ですが、
ベビーカーを押している
その後ろ姿、
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猫背や
腰が曲がっていると
おばあさんになってますよ。

今のベビーカーは
もち手が高くなったとはいえ
もたれるように
歩いているとスタイルアップの
効果はありません。

長い時間歩いた方が
早く痩せたり、
運動効果も高いでしょうが、

赤ちゃん連れですと
せいぜい、片道30分が限度ですよね?

特別な時間を作って
長い時間続けなければ
いけない運動は
子育てママには続かないのです。

お料理していて
お湯がわく3分の間に
良い姿勢を意識して立つ、

洗濯物を干しながら
良い姿勢で
骨盤底筋群体操をする。

買い物でレジ待ちの間、

信号待ちの間、

テレビ見てる
コマーシャルの間、

何気ないときに
キュッとやってみることが
大事です。

スリングや
抱っこひもを使って
抱っこする時に

赤ちゃんが
苦しいかもしれないからと言って
お臍の前の方で
抱っこしている方がみえますが

ママの胸の前に来る位置で
しっかり体に密着するように
ベルトをキュッと締めましょう。

エルゴもすごい流行っていますが
確かに肩の負担は減りますが

腰がそって
お腹を突き出しているので
腰を痛めるママが多いです。

確かに、前抱っこの方が
お洒落ですが

お座りできるように
なったら
おんぶの方が楽です。
(わが息子は
厚手の服やフードのついた服を
着せて、頸すわり前から
おんぶでした)

おんぶもなるべく
背中の高い位置に赤ちゃんを
背負えるように調整しましょう。

腱鞘炎の記事でも
言いましたが

腕だけで抱こうとすると
手首や肩の痛みの
原因になります。

抱き上げる前に
自分の重心の位置と
お子さんの重心の位置を
ピタッとくっつけて

ママは膝から
起き上がるように
抱くと楽です。

言葉だけですと
説明が難しいですね。

看護学校や
介護の学校などでは

基礎的な技術を学びはじめる前に
「ボディメカニクス」と言って

腰を傷めにくい
身体の操作について
勉強します。

例えば、床のものをとるときに
腰を曲げてとるのでなくて

膝を曲げてしゃがんでとってから
起き上がると
腰に負担がかかりにくくなります。