「ポテチ依存症」お産後のママの痩せない原因 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

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数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。


確かに世の中には
何の努力もせずに
お産後もスタイルの良い
ママさんはいます。

こういう偉そうなことを
書いている私でさえ、
決してダイエットに
成功しているとは
言い難く

「結果が出てないなら
ダメじゃん」って
言われてもおかしくありません。

母乳をあげていますから
食事によるカロリーや
栄養バランスは保ちつつ

適度な運動が
続けられることが
理想です。

正直、ただカロリーを減らして
体重を下げればいいという
ダイエット理論は
お産後の授乳中のママには
向かないような気がしています。

芸能人のように
産んだ子どもは
ベビーシッターさんに預けて
エステとジムに
通い続けられれば

誰もが憧れる
理想の体型は手に入ると
思いますが

預かってくれる
おばあちゃんもいない
現代のママたちにとって
どこかへ通って
特別な教室へいかないと
受けられないような方法より

いつもの生活のなかで
取り入れられるような
方法が一番です。

よくあるのが、
産後に友達もいないし
一日自分一人で
子育てを頑張って

授乳中だから
お酒を飲むこともできないし

そのストレスの代償で
チョコレートや
スナック菓子を食べてる人。

タバコや薬の
中毒性はよく知られていますが

実はチョコレートや
ポテトチップスなどにも
中毒性は存在します。

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中毒と言うのは
例えばタバコを吸うと
「あ~おいしい」と
脳から快楽ホルモンがでてきます。

そして常習化すれば
ニコチンが足りなくなってきたら
イライラしたり、

違う外的なストレスを受けて
イライラしたときに

深呼吸をしたり
人に話したりして
発散すべきイライラを
ニコチンでしか
解決できないと
脳が判断してしまう状態です。

チョコやポテチも
タバコに比べて
確かに身体への害は
少ないのですが、

罪悪感がない分、
ついつい食べちゃうし
食べだしたら止まらないし
(これは企業の努力)

昼間、一人で家にいると
お菓子一袋とか
結構平気で食べれますよね
(これ、私のはなし)

そして、本では
食べた後に
自分を責めて罪悪感を感じ

そこから過食・嘔吐などの
摂食障害を引き起こしてしまう人の
問題も述べています。

カロリーで
バランスをとればいいと
判断してしまうと

ポテチ食べたから
夕食は抜き、みたいな
ことをしていると

酸化した油や
添加物はたくさん
入っているし、

ミネラルなど
身体の細胞を修復する
栄養素はいっさい入っていないので

筋肉に作り替えたり
脂肪を燃焼するような
痩せやすくする
体作りはできません。

中毒化してくると
自分一人の力でやめようと
思っても難しいです。

自分の性格を客観視して
どういうときにストレスを
受けるのか
ついつい食べたくなる
その時に
どういう心の問題があるのか
カウンセリングが必要になります。

お産後にそんなに
食べていないのに
授乳もしているのに
なかなか痩せなくて
お困りのあなた。

私はポテチを1袋
1人で食べることを
せめるつもりはありません。

私は2袋食べれますから(笑)

いやいや、

お産後にやせなくて
悩んでいるママの本質に

今の自分に
自信をもてなくなって
いる状態があるのでないかと
考えています。

ハッピーセラピスト純さんのブログで
「あなたも自分に厳しいタイプでしょ」
をぜひ、読んで欲しいのですが

私自身が長男を育てていた時に
母乳も良く出ているし
子育てが大変で悩むこともないし、

仕事もしなくてよくて
人生で一番何の責任感もない
暇な時期を
過ごしていました。

自分にストレスが
かかっているなんて
思いもしなかったのですが

パパは毎日、出張ばかりで
ほとんど家におらず、

話し相手もろくに
おらず、
食事はいつも私一人。

割と抱っこして
あちこち出かけてはいましたが

こんな服買っても
出かける場所もないし、

爪のマニキュアだって
すぐにはげちゃうし…と
物欲も低下していました。

赤ちゃんが寝ている間に
運動しようと思っても

夜の授乳で疲れているから
ついつい自分も寝てしまったり

ひとりでお菓子を
食べてしまったり

そういう自分にさらに
罪悪感を抱きました。

タプタプのお腹の肉は
パパにはもちろん、
誰にもみられたくなくて
大好きな温泉にも行きたくない…。

今思えば、知らず知らずのうちに
煮詰まってしまっているような
精神状態だったと思います。

不思議なのは
今は、授乳こそしてませんが
二人のわんぱく小僧を相手に
仕事もしていて

あの頃より
ずっと毎日、寝てないし
自分の時間も全くといって
いいほどないのですが

あの頃ほど‘疲れた感’が
少ないのです。

「専業主婦と
仕事をしている主婦を
比べた場合、

子育てをストレスに
感じている度合いは

専業主婦のほうが
高かった」という
データがあります。

人によって
性格や今までしてきた
仕事の内容や環境によって

働くことだけが
解決ではないですが

やはり、ある程度
発散できるような
状態でないと

知らず知らずのうちに
ストレスがたまるのでしょうね。