妊婦さんの歩き方 | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。


‘正しい姿勢’や
‘美しい歩き方’など

接客や
スポーツトレーナーさん
ダイエット系サロンさんなどでも

今はどこでも指導を
受けられるように
なりました。

かかとをつけてそろえて
立った方がいいのか、

まっすぐの線の上を
踏んでいくように
歩くのか、

いろんな理論があって
どれが正しいかと聞かれると

どれもそれなりに
「正しいと思います」
としか答えられません。

モデルさんのウォーキングや
スポーツ選手のフォーム改善、
怪我のリハビリなど

目的によって
どこの筋肉を意識するのか
変わります。

妊婦さんは
ついついお腹を突き出して
腰をそって歩いてしまいがちです。

お腹が大きくなってきたり
立ち仕事や
持病の腰痛などが
悪化すれば

かばうような動きをしたり
重心が変わってくるので

今までの歩き方が
適さなくなるのです。

妊娠中に安産のために
一日2時間くらい歩いたり

お産後も赤ちゃんの散歩がてら
手軽なダイエットのために
よく歩くようになります。

お産後は赤ちゃんを
抱っこしていたり

ベビーカーを押しながら
歩いているママをよく見かけますが

やはり、正しい歩き方を
身につけないと

身体を傷める原因になったり

出産によって
インナーマッスル
(体の表面からは
触れないが
骨格を支えている筋肉)が
動かせていないことが
ありますので

アウターマッスル
(体の表面についている
大きな筋肉。
例えば、大殿筋や
大腿二頭筋など)

で補うような使い方を
していると
逆に足やお尻が
太くなってしまう可能性が
あります。

妊婦さんの場合、
美しく魅せる目的より

大きくなったお腹を
安定して支えることができて

インナーを意識できるような
体の動かし方ができると

たくさん歩いても
疲れにくいです。

無理に気をつけの姿勢で
胸を張ったりせず
肩の力は抜いた状態で

前から見たときに
肩の位置が
左右そろっていて

左右のかかとは
こぶし一個分くらい
あけて

膝頭、つま先が
まっすぐに前を向けて
(普段、内またの人は
ちょっとがに股でもいいです)

足の裏全体が
地面に密着しているように
立ちます。

横からの立ち姿勢は

前回記事
をみてください

$岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

解剖図をみてもらうと
股関節って体の
一番外側についていますよね?

膝をそろえて
かかとをつけると

円錐で体を支えることに
なりますから

できるだけ重心を安定する
ためには
股関節の下に足がまっすぐ
降りてくるように
長方形で立つのが理想です。

歩くときは
なるべく体を揺らさないように

モデルさんは
お尻をプリプリさせる
イメージがありますが

パンツのまえみごろの部分が
固定されているような
感じが理想ですが

正直、歩き方は
自分一人で訂正するのは
難しいのです。

逆に一発で分かるのは
人に後ろから見てもらうこと。

だから、本気で
歩いて痩せたいとか
思っている方は
プロについてください。

ちなみに私の夢は
鍼灸院で母親クラスを開くことです。

違う病院でお産される人も
帝王切開の予定の人も
何回目のお産だろうと

まだ妊娠していない人も
郡上の人も
そうでない人も

小さな子どもも
家族も一緒に

みんなが一緒に受けられる
クラスってなんだろうって
考えたときに

「歩くクラス」ができたら
いいな~と思ったからです。

鍼灸院から見えるところに
清流吉田川があります。

おいしい空気、
山の緑をめでながら
せせらぎの音を聞きながら
おんな同士おしゃべりしながら
歩く。

いつかね、できたらいいな~って。

ちなみに私の立つ・歩くの話は


横浜の美姿勢トレーナー
石井定厚さん
を参考に
させていただいています