女性の痛みとリウマチ | 岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

岐阜県郡上の妊婦さんや母乳育児中のママのための鍼灸院

数千例を超える出産や母乳育児に立ち会ってきた助産師です。病院の検診だけでは安心して出産が迎えられない妊婦さん、通常の母乳指導に満足できない‘子育てにこだわりたい’ママのためのに身体と心にアプローチする針灸院です。


友人のお母さまがリウマチで苦しんでいます。

リウマチは免疫機能の異常と言われていて
血中の抗体が自分の体の組織を攻撃して
関節などに炎症や変形をきたす病気です。

はっきりとした治療法がなく
歳とともに悪化すると言われています。

圧倒的に女性に多い疾患です。

そして我慢強くて
いつも頑張り続けている性格の人に多いです。

成長期のスポーツ障害などで
同じ競技をしていて
同じ部位の故障や怪我なのに
男の子と女の子決定的な違いは

女の子の方が痛みに強いので
逆に重症化させてしまう傾向があるそうです。

やはり、女は生理や出産などで
痛みに辛抱強くなるようにできているからなのか

もしくは男がそうとう痛みに弱くできているのか
わかりませんが。

スポーツだけでないですが
ピアノでも、勉強でも

根本には
本当は自信がなくて
いつも頑張っていないと
認めてもらえないように思う自分
がいるんじゃないかな…って思います。

親が喜んでくれるから
親が褒めてくれるから
親の残念そうな顔をみたくないから

いつも頑張っていないと不安。

痛いのだから、休んでいいんです。
気が乗らないなら無理してやることないんです。

子どもなんだからたまには気分転換
違うことして、のんびりしていればいいんです。

だけど、休めない。
休んだら怒られる。
褒めてもらえない。

リウマチの方も同じ印象を受けます。

「誰も変わりにやってくれる人がいないから
私がやるしかない」

「いつまでもゴロゴロしていることは
許されない」
と口では周りのせいにしているような事を
おっしゃいますが、

いつも頑張っていないといけないような、

休んだり手を抜いたりすることで
罪悪感を感じたりする…。

リウマチの方は本当に真面目な人が多くて
私が今まで一生懸命やってきて
何が悪いの?って言い分の人が多いですから

なかなか自分を振り返って
気づくことが難しいのですが

自分の体を適切に使わないということは
自分のからだを粗末に扱っているということ。

粗末に扱えば、文句を言われますよ。

本当の自分に自信を持たず、嫌いなままで
否定し続けているように

自分の体を嫌いになって
否定していれば
身体はいつまでも痛いままです。

今、生きていることを感謝できていますか?

それでも動いてくれている
心臓や呼吸や
胃や腸、目、耳、鼻、口、歯、に
ありがとうと言えてますか?

こんな痛くて行きたい旅行にもいけない
身体なんて、死んだ方がマシって
思ってないですか?

女性は痛みに強い分、
自分の体の声を無視して
頑張り続けてしまいます。

自分の体を愛する時間を作りましょう。