私が植物好きという話は以前どこかで書いたと思いますが、動物も好きなんです。
家にいろいろいます。金魚、亀、ザリガニなど…。
みんな長生きなので、もう家族同然ですね。日々の癒しです。子供達もみんな生き物が好きです。
ただ、知的障害児次男がギュッ
とやっちゃう可能性が高いので、繊細な生き物は飼えません。なのでヌルヌルして臭い沼にいるじょうぶな奴らばっかりですね、うちにいるのは。いつかフワフワモコモコした生き物が飼いたいです。
熱帯魚やイグアナとかも飼いたい気持ちがあるのですが、東日本大震災のあとに計画停電を経験した際に、冬に温度を保たないといけない動物は大変だろうな、死なせちゃいそうだわ、と思いまして、日本の気候で健康に暮らせる生き物だけを飼う方針です。
やはり、植物でも動物でも、自然の環境が一番だと思うんですよね。
植物といえば、一時期チランジアに凝っていて壁に飾ったりしていましたが、あれもやはり太陽光と自然の湿度に当てたほうが健康な感じに育ちますね。
ウンベラータとかも遮光しないと葉焼けするとか書かれてますけど、それは室内でヒョロヒョロに育ったやつを急に外に出すからで、普段から直射日光ガンガン当てたやつはイキイキしています。葉っぱの厚みが違いますね。
↑ウンベラータもオシャレなお家には必ずある印象！殖やすのも育てるのも簡単なのに、なかなか価格が落ち着きませんよね。
カメたちも庭の一部を解放してできるだけ広いスペースと深いプールを用意しています。しっかり歩かせて泳がせて日光浴させて、冬眠させる。健康的な生活をしているとカメなんかは結構自分で考えて行動しているのがわかります。
そんなふうに、我が家の生き物たちは鑑賞性よりも健康第一主義です。いいえ、健康さこそが美しさなのです(ｷﾘｯ
かれらを愛でて日頃のストレスを忘れさせてもらっているのですが、先日ついに手を出してしまいました。メダカです。
今空前のメダカブームだというじゃないですか。(もうブーム絶頂期はすぎたのかな？) ハイセンスなネーミングのお高いメダカの品種がたくさん出てきてますよね。今更ブームにのったわけじゃないのですが、インスタとかみててもメダカビオトープの写真上げてる人が結構いて羨ましくなっちゃいますし、なにしろ暖かくなるとメダカな気分になっちゃうものです。
みゆき↑
黒龍↑
種類はなんでもよかったのですけど、やはりここは楊貴妃だなと思い、ホームセンターで買ってきました。
楊貴妃は朱色のメダカで、これも改良品種ですが、いろんな品種を作出する際のベースになっているそうです。
色が綺麗なので見応えがありますが、体型が普通のメダカのフォルムなので丈夫で育てやすいです。血統としても安定しているそうです。
ラメやダルマ型、尾長、青系、黒系のメダカも珍しくていいんですけど、ああいう特徴ってちゃんと100%子孫に受け継がれるんでしょうかね？ある程度は遺伝するから品種として確立してるんでしょうけど。稚魚を選別するのは私には無理なので、何世代かのちには普通のメダカになってそうな気がします。
それに、短期間で作られた品種ですから、遺伝子に偏りがありそうというか(生物学的に適切な用語がわかりませんが汗)、奇形とか出やすいと思うんですね。メダカは近親交配重ねると奇形が出ます。そこで、品種として確立してからある程度年数が経ち、形質が安定している楊貴妃だなと思ったわけです。
そして、メダカブームということでいろんな人がメダカ飼育を始めていると思いますが、うまく飼育できる人ばかりじゃないのがブームの不安定さにつながってそうだなと思ってます。インスタとか見てると、この飼い方じゃすぐ死んじゃうだろうなって人多いです。一見オシャレだけど、バクテリアだの生物濾過だの考えてないな、というのをよく見かけます。
私こそ子供のときから数々の失敗をしてきたから経験値があるってだけなんですけど…
メダカこそ自然の環境に近づけないと飼えない魚です。室内のキレイなアクアリウムで飼うのは限界があるんじゃないかな。屋内だと、窓際とか日の当たる場所に置いてない限りは繁殖が難しくなると思います。できるだけ屋外で、緑色の水で放ったらかしで飼うのがいいんですよね。
今年の夏は楊貴妃を繁殖させて増やすことを楽しみにすごしたいと思います。
楊貴妃よ、現実を忘れさせておくれ。
↑やっぱり陶器の鉢が風情があるし、水温の安定にも良いですね。大きさは10号くらいは欲しいところ。最近睡蓮鉢安くていいですね。