【マグマ仙台】



去年末、仙台でライブをした。

ライブ前に繁華街を歩いた。

街の活気が増していた。

エネルギーが人の群れと息から、蒸気のように吐き出されていた。


最初に仙台に来た時から、仙台の街を歩く事が好きだ。

空気が締まっている。

街にはそれぞれの良さがあるが、仙台の良さは空気だと思う。

さすが杜の都!

そのせいで、大都会でありながら圧迫感がない。

大通りから、ちょっと裏の通りを歩くと仙台の有名な飲み屋街がある。

そこの盛り上がりもいかす。

酒色からピンク色まで、人間の欲の勢いに、ワクワクするゼ。

そしてやはり独眼竜、かっこいい!

伊達政宗公が、今もなお、この街をかっこつけている。


オレはかつて現場の仕事で、数週間仙台に滞在した。

山の上のゴミ処理場を建てる仕事だった。

今でも、車で仙台宮城ICを降りると、山の上のゴミ処理場を確認する。

そして、ホッと何か安らぎを得る。

ギターウルフの仙台初ライブは、その現場仕事から数年後だった。

ゴミ処理場が影響しているのか!?

仙台の締まった空気が影響しているのか!?

仙台はロックが燃えるようにできている。

だからオレはいつも仙台で熱くなる。


特に去年末の仙台ライブは感無量だった。

久しぶりのライブで、そして短い演奏時間だったが、

みんなオレ達を待っていてくれた。

さて、ギターウルフはまた仙台に行く!

今度はツアーマグマだ。

青葉城よ、オレ達の渦巻くマグマが君の頭上に迫る。

広瀬川にその姿を映して、オレ達と一緒にロックしよう!