作り出すにあたって製作自体は全くの未経験なので今回は製作キットを購入して作ることに

で、今回利用したのがアメリカのみならず世界中のプロ・アマ問わず多くギター製作家に利用されているLMI(Luthiers Mercantile International)を利用してみることに。
キットのほかにも製作過程で必要になってくる道具類やら塗装関係も注文
このウェブサイトで足らないものは(まあ、ここでほとんど手に入るんですが)Stewart-McDonaldも利用
このへんのウェブサイトやら日本のも含めて便利なサイトは後ほどアップします
ただこういう外国のウェブサイトでどうしても語学力がネックになってきますね・・・・
英語が達者でない方は辞書を片手に格闘してみてください

さて先週注文しておいた商品が本日届きました



とにかくここの会社はアメリカの会社にしてはかなりしっかりしています
過去にもけっこう利用しましたがアフターサービスもしっかりしています

なにがすごいかって日本の企業もびっくりの梱包のすごさです


もうビッチリです

まあ、その後のごみの量も膨大ですが・・・・・


残りかす・・・・・   ダンボールはかなりしっかりしています(なにかに使えそうですね)

で、これが今回購入した者たち


すごいですねー、小さいものもボトル類も全部個別にプチプチで梱包されています
まさにニッポンのデパートで買い物したようですね

なにを買ったかは後々出てくるんで紹介は省かせてください

今回の目玉
サイドとバックに使うヨーロピアンメープル(AAグレード)

トップはインゲルマンスプルース(AAAグレード)
最初なんで材料は最高級ではないです

LMIのいいところはかなり痒いところに手が届くサービスです
キットの内容もかなり細かく指定できます
材料をどこまで仕上げてもらうかも自由自在です
わたしはサイドの板を曲げる機械もまだ持っていないですし(自分で作る事も可能ですが)その辺の出費は次回に回そうと思ったのでサイドを曲げるとこだけをやってもらうことに。あと、指盤のフレットの溝の切れ込みを入れる作業もお願いしました
バックとトップをジョイントする作業は自分でやろうと思っていたんですが、なぜだかもうされていました・・・・
まあ、いいか。値段には入ってないし・・・・・・



とにかく、これから作業を始まりそうです・・・・




いやいや、焦ってはいけません
木材というのは湿度に対して非常にデリケートなんです
そして今は梅雨です
カラッカラのカリフォルニアから来た木材がこの日本の高湿度の環境にいきなり来たんですからすこし慣らす必要がありますね
それに梅雨時期の木工作業はあまり好ましくありません

それ以外にもやることはあるのでそのへんから手をつけていこうと思います

全部独学でやっていくにはやはり教科書のようなものが必要です
ただギター製作って言うのは結構作り方に個人差があって。製作家はみなさん独自の方法を確立しておられます
だから本によっても内容は微妙に違ったりしてしまいます

今回は処女作を作るということで、いきなりオリジナルデザインから初めても絶対にうまくいかないので伝統的な作り方に基づいてやっていきます
本やウェブサイトをふんだんに利用してね・・・・

基本的にクラシックギターの作り方(構造)には大きく分けて2種類あります
有名なのがスペイン式とドイツ式
ですね。まあ、何が違うかっていろいろと違うけど一番の違いはネックとボディーの接合の仕方ですね
スペイン式はネックが一本で出来ていて、ネックの根元にボディーがささっているみたいな感じです(分かりにくくてすいません)
大してドイツ式はボディーにあるブロックの溝にネックをはめ込む感じです(これよよく分からない表現ですね)
エレキをやってる人なら分かるかもしれないけどスペイン式がスルーネックみたいでドイツ式がボルトジョイントみたいな感じです(ギターを知らない人にはもう何の話やら、ですね)

どっちの方法にしても長所短所はあるから、もう好みですね
音にもかなり影響してくるし
良し悪しは別にして、関西人か関東人かみたいなもんです。結局は同じ日本人です

で、今回はスペイン方式に則って作っていきます
グラナダのアルハンブラ宮殿に思いをはせながら作っていきましょう




今回第一号機を作るのに参考にする本たちの紹介です
とにかくほとんど英語の本です
それでも、ほとんどがアマゾンで買えるので興味のある人は辞書片手に読んでみては?

Classical Guitar Making スペイン式クラシックギター製作法  禰寝孝次郎著
おそらく日本人が書いた唯一のギター製作本




Classical Guitar Making   John S Bogdanovich著
これはアメリカの製作家が書いた本で綺麗な写真が満載です。文を読まなくても写真だけみても作れそうです




Build Your Own Acounstic Guitar Jonathan Kinkead著
イギリス人の鉄弦ギターの製作家が書いた本です。これも写真がいっぱいで分かりやすいです




アントニオ・デ・トーレス    ホセ・ルイス・ロマニリョス著 佐藤忠夫役
ロマニリョスはイギリスの有名なクラシックギター製作家と同時にトーレスギターの研究者です。彼のギターは村冶佳織さんが愛用していることで有名ですね。訳をされた佐藤さんは徳島に住んでおられるクラシックギターの製作家の方です。
この本は作り方というよりは偉大な製作家の軌跡と彼のギターに関する研究が書かれた本です。かんりマニアックな本です。高すぎて原書変えなかったので図書館で借りて読んだら気に入ったので、なぜが安いほうの訳本を買いました




Guitar Repair   IRVING SLOANE著
中古で買ったのでカバーはありません。昔からあるアコースティックギターのリペアーの本
ギターの構造を知る上でも結構役立つ本です


Complete Guitar Repair   Hideo Kamimoto著
アメリカ在住の方が書かれた本でしょうか?ギター全般のリペアーに関する本です
かなり詳しく書かれていていいけど、写真が少ない分イメージをつかむのにすこし苦労する本です




The NEW Wood Finishing Book     Micahael Dresdner 著
木材へのさまざまな塗装が詳しく書かれた良書ですね




L.M.I. と Stewart MacDonald などのアメリカのギターメイキングのサプライヤーのカタログ
けっこうこういうのは情報収集に役立ちます。もちろんいろいろと買えますが
道具の説明とか、木材もグレードなんかを説明してくれているので重宝します




他にもアメリカにいたときに図書館で借りて読んだ本とかあったり。やっぱり今はギター作りの本場はアメリカですかね。これから作ろうかという人には非常に条件の整った国です

一年越しの野望がついに幕を開けました

いままで変てこな木やらを買っていたのはこのためでした

実はギター製作をやってみたいと思い始めたのはかなり前からで、本気で外国のギター製作学校に行こうかと悩んだ時期もあったり。結局は全部独学で始めることとなったみたいです

とりあえず、2007年の夏あたりからかなり本とか雑誌なんかでギター作り、特にクラシックギター、を勉強してきました
一応、頭の中には全部の工程がどういう風に進めていくか、位は全部頭に入ってるつもりです
あとは作っていって経験を積むのみですね



教えてくれる人がいない分自分で試行錯誤していかないといけない
という、意気込みを書きたかった第一回目でした

まあ、最初は全然面白くないスタートでしたね
ほとんどの人はぜーんぜんつまらないと思うので出来るだけ面白く書いていく努力をします・・・・・


最初に作るギターはスペイン方式でやっていくので次からはそのお話を少しずつ・・・・・