自分の持っているヴァイオリン。
今、7台持っているのだけど。
というか、集めているうちに増えてしまった。
あっ、そのうちの2台は兄者の所有でした。
でも兄者はもう弾かない、とゆうか当時もほとんど弾いてなかった。兄者はピアノばっかりだった。
自分は、メインはクラギだけど、ヴァイオリンやピアノも弾きます。まあピアノは
音楽やってれば必須なんで弾いてました。
いずれも、高校生ぐらいまでやってたけど、結局最後はクラギに落ち着きましたねぇ。
で、最近クラギ、8年ぶりに弾いたら、地獄のように弾けなかったけど、数か月やったら
少し弾けるようになってきて
「あれぇ、これヴァイオリンもいけるんじゃね」
と、勘違いしてヴァイオリン練習しだしたんだけど。やっぱ地獄でした。
で、メインで使ってるヴァイオリン。
200年前の楽器、フランスの物でちょっと珍しいものです。
ただ、状態が悪くて。何度か修理されてるんだけど。ナゾ修理なんですよ。
記録的には1984年に「František Zyka(フランティセック・ジカ)」さん。
に修理されているようなんだけど。う~ん、この人チェコの人なんだけど。
一応、できる人だと思うんだけど。でもこの人が最後の修理をした人かわからないので、なんとも言えませんが。
この楽器、たぶん一度バラバラになったと思います。
それ、修理した時、大きなTopの二か所の破損に
石英の布かグラスファイバーの布を使ってるんですよ。
普通は松で作ったクリートを使って補修するんです。
で、実際裏板はそうしてあります。
でも、なんでそんな修理したか気持ちはわかります。
割れた位置が悪いんですね。ちょうどサウンドポストの位置と
バスバーに沿って割れているんですね。
この二か所はどちらも修理は大事になります。
で、オーナーの予算のせいかそれとも修理した人の英断か。
ナゾ修理になっています。
修理大好きの私でもこの修理は難しくてドン引きです。
200年前のモダンの楽器、調べると歴史的価値のある楽器のようなので自分修理はできずにいます。
まあ、よい音でなっているので無問題。
目立つ酷い傷跡ですが、うん、この修理、音は良いからこれでよい修理なのかも?斬新だけど。