一ヶ月以上経って、チームでリリースをお祝いした。
いつもの店で静かに。"いつもの" っていうけど、お気に入りだった場所はアルバムを作っている間に、コロナ禍でつぶれてしまって、3番手だったお店が繰り上がっていつものお店に昇格。
焼き鳥はお祝いの食べ物。あと自分じゃ作れないからそれもまたいい。
ずっと「完成したら焼き鳥食べよう」を合言葉にがんばっていた感じがあった。
「ぼんじり2本と、ぎんなん2本と、ちくわの磯辺揚げ。とりあえず。」
アルバムで好きな曲をランキング形式で発表。栄養を蓄えて、赤く熟れていく果実のように、曲も思い出が付随していくと共に豊かになっていく。
結局、話は逸脱しつづけ最近聴いている音楽の教えあい大会などを開催し、お開きに。
沈黙が怖くない関係性というのはホンモノだな、と思ったりする。
強気な冗談や、だらしない部分も受け止めてもらえる安心感は、わたしみたいな臆病者にはとても貴重なこと。
もっとがんばって恩返ししないといけないと誓う。
いい夜。
もうひと段落したら髪型を変えて、新しい未来の地図を描き始めないと。
カメラマンの垂水カナちゃんが撮ってくれた、珍しく歯をみせて笑っている一枚を添えて。
それではまた
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