勝手に決めたマイルールに従って
ブログを更新出来ないでいましたが

そのマイルールがいかに無意味でくだらないかに気付くまでにかなり時間がかかりました。

いえ、まだ気付いていないかもしれません・・・




数日前、

YAMAHA JX35の修理が終わって発送しました。



良いアンプでした。





今日(これを書いているのが数日前なので先日のこと)

驚きの出来事がありました。


ハード◯フに行って店内を見ていたら


ジャンクコーナーではない方向の奥から



ガラガラ、ガチャン!!



と大きな音がしました。



大きなものが高い所から落ちたような音です。


展示されていた商品だと思います。


咄嗟に

「誰かが落として壊れたら責任はどうなるのだろう?」

と考えてしまいました。



すぐに若い店長クラスっぽく見える男性の店員さんが、


「おい!何だ今の音は!?」


と言わんばかりの緊迫した表情で

音の鳴った方へ駆け付けました。



私も気になって見に行きました。

(ただのやじ馬)


すると、



どうやらご年配の男の人が

頭ほどの高さの所に展示されていた三味線を床に落としてしまったらしい。


ジャンクコーナーではありません。



本体と竿がバラバラになった三味線を拾い上げる店員さん。

(三味線というのはもともと分解して持ち運ぶように作られているのですが。)



申し訳無さそうに何かを言っているご年配の男性。



雰囲気から察するに、

謝りながら弁償する旨を申し出ているように見えます。



私は心の中で思った。



「こっ、これはどうなるんだ?」

(ただのやじ馬)



すると、私の想定を超えた店員さんの言葉が聞こえてきました。





「そんなことより、お怪我はありませんか?あ、それなら良かったですぅ。」


すぐにまた、


「いえいえ、とにかくお怪我さえされてなければ、ね、良かったですぅ。」



おぉ、



まぁお店のマニュアルでそのように対応することになっているのかもしれないし、


店内で怪我人が出てしまった場合の自分の責任問題が一番の心配事である可能性も無くはないけど、



決して事務的な口調ではなく、


本当にお客さまの身を案じているような感じでした。



ここ数年、味わったことのない感情を抱いたというか、



大災害時でも被災者たちがパンを受け取るのにきちんと並んで順番を守る礼儀正しい日本人を思い浮かべたというか、



許した寛大さに感動しただけではなく


許されてしまった側の

「本当によいのでしょうか・・・」

という申し訳無さのような感情を汲み取ってしまい、


何とも言えない気持ちになりました・・・




また数日前・・・



遠くにいても少しでも私に近づこうと寄って来てガラスに張り付いているかめ吉・・・






寝てた・・・





うーむ。