うちの
94年製Gibson ‘57 Les Paul CUSTOM
Black Beauty All Mahogany
なんですけど・・・
ピックガードを外して
ピックアップカバーを外して
シャーラーのロックピンに交換して
リアのTONEのコンデンサをオレンジドロップに交換してある以外はオリジナルで、
ピックアップはディマジオに交換していた時期もあったけど元の57Classicに戻してあって、
POTを交換した記憶は無いのに
リアのVOLUMEだけヘソ付じゃないのね。
うん。
やっぱりリアのVOLUMEだけヘソ付じゃない。
500kの「k」が隠れているけど
よくある EP 086 500k だよね。
そのあとは03だか93だかまでは見える。
つまりCTSの年代判別でお馴染みの
「137ふんふんふんふん」
ではないやつです。
他の3つは同じもののようです。
フロントVOLUME
440-700・・・
フロントTONE
・・・035A R1379431
94年製です。
リアTONE
440-70035A
うむ。
リアVOLUME以外の3つは全て同じ
94年製の440-70035A
ということでいいかと。
しかし440-70035Aという型番からは
抵抗値は分かりません。
カーブは変化の仕方からAカーブです。
ネットでいくつか440kΩとしてヤフオクに出品されていたり
「440kΩだと思います。」と書かれていたりするけど、
430-71100という型番でも500kΩだし
CTSの型番の一覧表みたいので確認しないと分からないのですが見つかりません。
まぁTONEは片側の端子がフリーなので外さなくても測定は出来ます。
実測で481kΩです。
可変抵抗器(=POT)というのは許容誤差が大きいものであって、±20%でも普通ですが
CTSは±10%らしい。
今までの経験から規定値より低いものの方が多いので、実測481kΩだと
「あぁ、500kΩだな。」という印象です。
ちなみに
500kΩに対して481kΩは−3.8%で
440kΩに対して481kΩは+9.3%なので
どちらも一応±10%の許容誤差の範囲には収まります。
まぁ総合的に判断して
440-70035Aは500k(A)ですね。
そしてリアのVOLUMEは500kΩですが
何でこれだけヘソ付きじゃないかなぁ・・・
シャフトの色が違うなんていう記憶も無いので、やっぱり忘れてるだけで交換したかな?
遥か彼方遠い銀河系で交換してから宇宙人に記憶を消されたのかもしれない・・・
もし交換したとすると、型番が隠れるようにはんだ付けしているということは、私が改造人間になってギターダーとしてエフェクターを製作するようになる前かな。
うちにあるCTSのPOTは
このレスポールにガリが出て交換しようと思って買ったけどクルクルしたらガリが消えたので予備として置いてある
CTS-A500 1350 と、
テレキャスをエスクワイヤーに改造しようと思って買ったけどまだ置いてある
CTS-A1M-SS 1614 ですが、
この型番のタイプは製造年は判断出来ないらしいのですが、
どうも終わりの4桁の数字の頭の2桁が
製造年の下2桁のような気がするのです。
つまり
1350なら2013年製
1614なら2016年製
という感じ?
うむ。
ということで4桁の数字を確認する為に外してみました。
EP086 500k 0324 です先生。
2003年製かな?
改造人間としてギターダーになったのは
2005年頃なので、
まだオリジナルのPOTを大事にしたい気持ちが芽生える前で多少のガリ程度で深く考えずに交換してしまったのかもしれない。
しかし、
もし交換したとしてもオリジナルのPOTを捨ててしまうことはあり得ないんだけど、どこにも見当たらないのよねー。
ちなみにこれは実測491kΩでした。
Aカーブです。
ということで
タイトルにある
「POTの抵抗値で気になること」
というのは、
440-70035Aは440kΩだとネットでちらほら書かれているけれども
「440」というのは抵抗値を表しているわけではなくて、
440-70035Aは500k(A)である。
ということだったのですが、
何故か自分でPOTを交換した記憶を宇宙人に消された疑惑が気になって仕方がないという話になってしまいました!!
うーむ