NASAが50年ぶりに月への有人飛行を再開させるようで、その第一弾として先日、無人探査機を打ち上げる予定だったのがエンジントラブルによって延期になったとのこと。


しかし、


「アポロ計画はロシアより技術が優れていることを証明することが目的だった為、月面に旗を立てたことで目標を達成して終わったわけですが、」


と言うわりには実際には月面に旗を立てた後も何度も有人飛行にて月面で探査や実験を行なっていたので、どうも腑に落ちない。




さて・・・


前回の忌々しい内容のブログから2億年ほど経ってしまい、ピックガードもすっかり化石になってしまったのだが、


ついに交換するのである、




ギターの中の丸い月、POTをだ。




そう。

コンデンサと一緒にPOTも交換するのである。



しかし、前回、黒のストラトのPOTを交換した時に、悪魔のPOTに交換してしまった手前・・・

今回も悪魔のPOTで統一させなければならないのである!



これは前回の忌々しい写真である。

左が本物のALPHAのPOTだが、

地獄から届いたのは右側の悪魔のPOTだったのだ。




悪魔のPOTは1-2番端子間しかカーブせず、2-3番端子間はカーブしないのである。

それでも特にTONEでは2-3番端子間は使わないし実用には問題が無いので、黒いストラトには悪魔のPOTを付けているのだ。


なので、


今回のサンバーストも悪魔のPOTで統一させることが最重要課題なのである。



しかし・・・



こっ、これは!?


同じ店で注文したのに

前に注文したやつとは刻印が変わってるぞ!!

MADE IN KOREAなのか!!



なんということだ・・・


今回のPOTは全ての端子間で正常なカーブで動作するではないか!!



実は最初、

音が同じなので500kΩでいいやと思って

500k(A)のPOTを注文していたのだが

それは悪魔のPOTと同じ刻印であった。




しかし人類が悪魔に乗っ取られて支配されてしまうことを恐れたダー博士は、精神衛生上、250kΩで合わせることにしたのだ・・・



闘うのだ!!


古いPOTを「かいしんのいちげき」でやっつけた。




配線したぞ・・・



ちなみに一般的なストラトの配線なので、リアはTONEが効かないのである。



私はハムバッカーのごとくノイズをハムキャンセルさせる為に、ほとんど常にセンターとリアのミックスで使い、センターのTONEを全閉にすることでワウを半止めしたような音で悪と戦っている。



これで我らの銀河に平和が訪れるのだ。






セラミックと積層セラミックを核融合させることで完全な0.047μFのスーパーフレアを放出し、強い電磁波で敵をやっつけるのである。






素晴らしい。

黒いストラトと同じ仕様でだいたい同じ音ではありながらも、低音寄りで丸い音の黒いストラトに対して、このサンバーストのストラトは高音寄りで硬い音がするのである。



あれから数千年・・・


ダートロニクス研究所での実験により、
黒いストラトと音が異なる原因のうちの一つに、フレットの違いがあることが発覚した。

フレットを交換したばかりのサンバーストのストラトは全てのポジションで満遍なく音が鳴るのに対して、


黒いストラトは1弦と2弦の音の鳴りが弱いのである。


高音弦の鳴りが弱い(音量が小さい)という音量バランスが、全体的に低音寄りの丸い音のギターになっている一因となっているのだ。


そしてそれは、解放弦で鳴らしてもあまり感じられず、押弦して鳴らした場合に、差が出やすいようだ。


うむ。


黒いストラトのフレットは1弦に向かうほど平らな面が広くなるようにすり減っていて、




平らなフレットで押さえられた弦は、音がビビるまではいかないものの、フレットと弦の間に隙間が出来ることにより、弦の振動が制限されてしまい、やや音量が下がっているのだ。



ただ、解放弦でも
黒いストラトは3弦が弱く4弦が強いのに対して、サンバーストのストラトは3弦が強く4弦が弱いので、
これも一因のようだ。

また、裏のスプリングはどちらも並行3本がけにしているものの、スプリングの鳴り方に差がある。


とはいえ、アンプで鳴らして、尚且つ歪ませれば歪ませるほど、音の違いは無くなっていくし、

他のギターと比べれば、2本のストラトの音は同じと言ってもいいと思う。





まぁ、



「いつもと前髪が違う!」などと騒いでいるのは本人だけで周りの人たちから見れば何も変わらないというのと同じことなので気にすることではないのだが。


うーむ。