助手「厳重ですね・・・」
ダー「ウイルスが漏れたら大変だからな。」
ダー「こっ、これは・・・」
助手「真空状態で密閉されてます!」
ダー「なるほど、湿度を保っているのか。」
助手「緩衝材です。」
ダー「やっと出てきたか!」
助手「双子の7189Aです!」
Internationalという知らないブランドなので不安も半分以上、期待も半分以上です。
助手「こんな所にまでスポンジが!」
ダー「これで割れてたら笑えるな!」
一応これでも希少な7189Aの新品です。
EL84や6BQ5の定格が大きい版で、なかなか手に入りません。
イギリス製やドイツ製もあるようですが、これはユーゴスラビア製ですね。
まさにインターナショナル。
実はTEISCOのExpress6というフルチューブのギターアンプを先日久しぶりに使ったらDS-1との相性が良くて、ヘタなMarshallよりも完璧に好みの重低音ヘヴィメタルサウンドが出せることをあらためて気付かされまして。
(知ってましたが。)
常用はしないけど死ぬまで使いたいので、
そのパワー管7189A×2の予備が欲しかったけど入手困難で、ずっと探していたのです。
左から2本目と3本目のやつ。
もともと付いていたのは日立製。
(訂正;東芝製でした。)
まぁゲッターが結構残っているのでまだかなり使えると思いますが、
ずっとロシア製の互換品を狙っていたのですが・・・
緊急事態発生につき、急いで入手しなければならないと判断しました。
そうです。ロシアのウクライナ侵攻により、ロシア製の真空管の輸入が危ぶまれると軍事判断をしました。
(ちなみにこれロシアがウクライナに侵攻して少し経った頃に書き始めて、しばらく放置していました。)
ロシア管は互換品の宝庫です。
6P14P-EBが7189Aの互換品です。
「EB」が付かないただの6P14Pは定格が小さい6BQ5の互換品なので駄目です。
EL84Mでも互換品です。
これも「M」が付いていないと定格が足りないので駄目です。
6BQ5やEL84のプレート電圧の定格は250Vで、7189Aは400Vくらいあったと思います。
Express6のプレート電圧は300V以上あったと思います。
記憶で書いてるので具体的な電圧はあれですけど、6BQ5やEL84ではプレートの定格電圧が足りないことは覚えてます。
ややこしいのでまとめると、
6P14P-EBか、EL84Mが、
7189Aの互換品です。
(最初からそれだけ書けばいいのに・・・)
どんどん話が逸れます。
早い話しが、
6P14P-EBかEL84Mを買えばいいのですが、それら互換品すらなかなか無くて、あっても4本で2万円とか高いので迷っていたら、
冒頭で紹介した青い箱の
Internationalの7189A(新品)を見つけたわけです。
2本で4,000円くらいでした。
もともと付いてた東芝製の7189Aと比べてみましょう。
新品のくせに使用中の東芝製よりゲッターが少ないかな。
まぁもともと付いてた東芝製もわりと使用感が少ない感じなのでね。
動作確認してみます。
(`・ω・´)
ぬををを!!!!
赤くなった!!
爆発する!!
メルトダウン寸前だ!!
お、丁度いいところで写真が枚数制限で貼れなくなりました笑
続きは次回ですね。
次回、次々と明らかになる衝撃の事実!!
何故、真っ赤に発熱してしまったのか!?
真空管が不良品だとは限らない!?
これは本当に7189Aなのか!?
自己バイアスなのにバイアス調整が必要!?
真犯人は誰なのか!?
その動機は!?
全米を震撼の渦に巻き込んだ恐怖のサイエンスホラーラブコメディーミステリードキュメンタリー!!
近日後悔!!