昨日はレストランでハンバーグとサイコロステーキの盛り合わせを頼んだら、メニューの写真では立方体のサイコロステーキが6個あるのに実物は薄い端切れみたいのを含めて3個しかありませんでした。
まぁガーリックが効いてて美味しかったからいっか・・・
最近覚えたれんこんのはさみ揚げをガーリック・バター醤油で味付けしてみよっかな。
さて、
先日購入したばっかりのMarshall MHZ15なんですけど・・・
一番最初の電源投入時だけ10Wのトランジスタアンプみたいに、やけに音が小さかったんです。
30分くらいで15Wの真空管らしい爆音になったので、まだ真空管が暖まってなかったのかと思いきや、
数日間使用してからまた今日、明らかに異常なほど音が小さいのです。
家で弾くのにVOLUMEが1か2くらいで充分のはずが真ん中5以上にしないとまともな音量になりません。
ドライブchもクリーンchもです。
しかもハイ落ちして音がこもってるし、歪みも足りないです。
絶対おかしいでしょ。
基板を見ます。
グヘヘへ!!
バイアス調整が合ってないのかと思い確認しましたが22.4mVで揃ってますし、
プリ管を交換しても変わらないし、パワー菅は手元に6V6が無いので交換出来ないもののプレート電圧も第二グリッド電圧も実測347Vあって正常です。正常っていうか定格電圧の315Vと285Vを超えてますけど。
(下がってないからよしとします。)
ちなみに真空管はMarshall純正でした。
6V6GT、ゲッターは確認出来ません。
そろそろ交換時期かなぁ?
ソケットの接触不良も無し。
電解コンデンサも交換するほど古くもないし見た目も劣化していません。
トランジスタアンプに比べて電源の平滑コンデンサが小さいです。
うーむ。
緑色の基板なので複雑そうに見えますが、実際には意外とシンプルな回路で、
こういう類の中では珍しく?本当のフルチューブです。
プリアンプ回路図
まぁフルチューブの定義が曖昧なので人によっても解釈が異なると思います。
・文字通り全ての増幅素子が真空管で整流回路もダイオードではなく整流管ならフルチューブ。
・整流回路はダイオードでもそれ以外の増幅素子が真空管だけならフルチューブ。
・補足的にであれば、プリアンプ回路やパワーアンプ回路にトランジスタやFETが使われていても主軸が真空管ならフルチューブ。
などです。
個人的にはMHZ15は、整流回路はダイオードでもそれ以外の増幅素子がプリアンプもパワーアンプも真空管だけなのでフルチューブだと思いますが、エフェクトループ用にオペアンプが使われていて内臓エフェクト用にトランジスタとICが使われているので、人によってはこれもフルチューブではないということになるかもしれません。
まぁギターアンプの良し悪しは「フルチューブかどうか」で決まるわけではないですし、なんならフルトランジスタ・アンプでも良いアンプは沢山あるわけです。
ただ、「フルチューブ・アンプが欲しい。」とか「フルチューブ・アンプを買おう。」と思った場合には、そのアンプが自分の思うフルチューブの定義に当てはまっているものなのかどうかを確認しないと、「何だこれ!フルチューブじゃないじゃん!」みたいなことになりかねないと思うんですよね。
さて、
特に不具合らしき箇所も見当たらず、これ以上ははんだを外すような確認の仕方を強いられるわけですが、
ぶっちゃけ、型番でいうとレアなアンプですけど音は普通ですしまだ愛着もないので、
3ヵ月保証が付いてるのでへたにいじるよりも返品しちゃおうかなーとか考えちゃいました。
そう思って色々チェックしてたら、
付属品のスピーカーケーブルが原因でした。
抵抗値は普通よりちょい高めな程度ですが、これを使うと異常に音が小さくて、手持ちのスピーカーケーブルだとまともな音量になります。
これって妙にテカテカしたビニールの素材なので安物のギターシールドっぽいしMarshall純正じゃないんじゃないかなぁ?
ギターシールドとスピーカーケーブルはモノによっては見た目が同じでプラグも同じなので接続出来てしまいますが、ギターシールドは大きな出力には耐えられないのでスピーカーケーブルには使えないですからね。
ちなみにこの不良ケーブルはギターシールドとしてもまともな音が出なくて使えませんでした。
ということで原因も分かったし
アンプ本体が無事で良かったです。
真空管も交換しなくて済んだし。
レビューや基板の紹介をする前に修理記事?になっちゃった・・・
玄関でサナギマンになって2週間くらいなのでそろそろそろアゲハ蝶になってもおかしくないやつ。
「カマキリの卵あったからこっちに刺しといたよ。」
って。
柚子の葉とグレープフルーツの葉には常にアゲハの幼虫がいます。
うーむ。