例のSGはブリッジとテイルピースとナットがまだ届かないので、今のうちに出来ることをやっておこうと思います。
これです。
ALPHAの可変抵抗器(POT)です。
大手メーカーですしMarshallでも採用していますしモノは悪くないんですけど、軸を回すのが重いのでギター用には向かないです。
ボリューム奏法が出来ないくらい重いのです。
同じALPHAの可変抵抗器でもMarsallのアンプに付いてるやつはスルスル回って、リプレイスメント用として販売されているやつは回すのが重いです。
同じALPHAなのにです。
私は電子部品店で仕入れたのですが、サウンドハウスでも同じものが少し高い値段でギター用として販売されてまして、レビューを見るとやはり「トルクがかなり重いです。」とありました。
いや、モノは悪くないんですよ。
誤差は500kに対して471kΩから
誤差±10%は超えてます。
私のHPでも実験したように、
この可変抵抗器の誤差がアンプの個体差を生じさせる大きな要因の一つであるわけですが、
一般的に可変抵抗器の許容誤差は±20%なのでまぁこんなもんですね。
ただ、ギター用として使うには軸を回すのが重いので、
なんとかしようと。
軸の隙間に塗られているグリースが固いのが原因なので・・・
接点復活剤を注入してみました。
(写真は演出であり、実際にはスプレーでプシューっとはやっていません。)
効果ないですね。
次。
パーツクリーナーを注入してみます。
(危険ですので真似しないで下さい。)
はい次!
クレ5-56
(危険ですので絶対にやめて下さいね。)
おぉ、
注入してはクルクル回すのを3回くらいやったら軽くなった。
軽くなったといってもMarshall特有のスルスル感は出ません。
ギター用でもスルスルなのとスルスルじゃないのとありますけど、スルスルじゃない方のギター用くらいにはなりました。
さらに数回、注入してはクルクルを繰り返したらなかなかのスルスルになりました。
Marshallくらいいったかな。
ギター用の中でもスルスルな方ですね。
にゅわーんとした感触だったのが、
「サー」っというアルミ同士が擦れる音と感触に変わりました。
良かったと思いつつも、「クレ5-56は電気的に良くない。」というのが定説であり世の中の常識なので、
いかに良くないかを皆さんに力説する為にKUREのHPで調べたところ・・・
なんと、
5-56は電気周りに使用しても大丈夫で、接点復活剤としても使えるとのこと。
駄目ではないのか。
一応ギターで音を出してガリ等の問題が無いことを確認しました。
さらに、念の為に内部を確認します。
特に問題は見られませんが、接点に接点復活剤を塗布して軸をにも注入しておきました。
「サー」っというアルミ同士が擦れる音と感触が軽減してとてもスムーズにスルスルするようになりました。
でも責任は取れませんので絶対に真似しないで下さいね。
あとこの可変抵抗器ははんだの乗りが非常に悪いので、ステンレスにもはんだ付けが出来るくらい慣れてる人にしか使えないと思います。
御注意下さい。
大怪獣かめ吉がごはんを2個いっぺんに丸呑みする衝撃映像!!
うーむ。