地球は自転していますが、その自転軸は多少ぶれていて常にふらふら揺れています。

この自転軸の北側を「北極点」南側を「南極点」と呼びますが、この自転軸とは別に、天体には磁場がありまして、もちろん地球にもあります。
いわゆる磁石です。

地球は大きな磁石である。とよく言われていますが、地球には磁石のようにS極とN極があり、そのS極とN極を結ぶ線を磁力線と呼びます。


この磁力線は自転軸と同じではなく、少しずれているんですね。

そしてこれまた常に移動しているのです。


磁力線の北側の先端を「北磁極」と呼ぶのですが、つまり「北極点」も「北磁極」も常にふらふら動いているわけてす。



それでですね、北磁極は長い間カナダ周辺を小刻みに移動していたのが、近年では急に年間55kmという異例のスピードで大移動を始めたそうです。


磁場が逆転する、すなわちS極とN極が入れ替わるということは過去にも360万年に11回という頻度で発生していたようですが、また起るのでしょうか。


ちなみに太陽にも磁場があり、2012年には太陽の磁場は4極化するという異常事態が発生し、数年前、昨年だったかな?今度は太陽のS極とN極が外側と内側に分かれたとの報道がありました。






そんなことを考えながらアンプの修理をしています・・・



電解コンデンサにも極があるんだよなー。
これって小さな地球だよなー。





トランジスタと電解コンデンサを全て取り除いたところ。



外したコンデンサとトランジスタ。



新しい電解コンデンサと


新しいトランジスタ



作業用のBGMはジョン・スコフィールド。




うーむ。