Jen Crybaby SUPERの赤Fasel トロピカルフィッシュをヤフオクで入手しました。
昨日、5月5日に届きました。
子供の頃は自分の誕生日が5月5日であることになんとなーく誇りを持っていたのですが、そんなことはなんの誇りにもならないということに気付いたのはつい最近です。
(; ̄ェ ̄)
白Faselを持ってるので個人的にはそれで充分だったのですが、何だかんだ言って赤が評判良いし、色によってコアの種類やインダクタンスの実測値が異なるようなので、これは放っとけないぞということで入手した次第です。
ここからは心理戦です。
(`・ω・´)
1件目はノイズが入るジャンクで誰も入札していなかったのですが
私がヘタに入札「1」にしてしまうとそれを見た人が「これは落札する価値があるものなのか!なるほど!見逃したら勿体ない!」という心理状態になってしまい、衝動買いの入札が殺到してしまうので、
終了間際まで待って入札するつもりでいました。
しかし、
他に10件くらいある赤Fasel以外のJenのcrybaby SUPERがバタバタと入札「0」のまま終了していたので
「需要が無いんだな。誰も見ていないのだろう。」
と油断してしまい、終了よりも6分も前で入札してしまいました。
するとその直後に・・・
誰かが入札して高値を更新。
あ・・・。
(; ̄ェ ̄)
出品者が釣り上げてる感じでは無さそうですが、これは通常使用に耐えられないほどのノイズが入るジャンクとのことなので競ってまで落札したいとは思えず、譲りました。
(*'へ'*) ンー
トロピカルフィッシュコンデンサじゃなくてもいいなら、ハードオフも含めて数件あるのですが(それでも2〜3件)、トロピカルフィッシュはあと1つ、入札「0」
このことをブログで書いてしまうとまた衝動買いの入札を誘導してしまう可能性があるので、落札するまでブログにも書かないでおこう、と(笑
そして
「誰も入札してないよー、これ人気無いよー。」と念じながら、残り1分まで待って無事に落札しました。
これで赤Faselと白Faselを比べられます。
(`・ω・´)
たかがネジですよ。
趣味って怖いですねー。
ホームセンターでは売ってないネジですよねー。
白Faselは実験の為に一時的にクリップで取り外し可能にしてあります。
気が済んだら元に戻します。
赤Faselと黄FaselはJIm Dunlopから復刻版が出てるのですが、同じ赤でもオリジナルと復刻版では色が異なります。
JIm Dunlopの説明によると
(赤Fasel)
・トロイダルコア
・インダクタンス=563mH〜580mH
・DCR=15Ω〜175Ω
・カップコア
・インダクタンス=640mH
とのことです。
・DCR=21Ω〜23Ω
数日前の記事で「同じ500mH呼ばわり」したのは撤回します。
まずはトロイダルコアとカップコアという違いがありました。
でも白Faselについては情報が無いんですね。
Jenのcrybaby SUPERのコイルは最終型が白Faselなので、最近は中古で一番出回っているのは白Faselなのに。
そして白Faselは復刻されていないのでコイルとしては入手不可、貴重なものになってます。
そんな白Faselがうちにはあるので、これはこれでラッキーです。
ということは
「白Faselでマイケル・シェンカーの音が出るから自分は白Faselがあれば充分だ」と言い切っていたのは、ある意味正解だったんだな。
(自画自賛・・・)
一般的に「赤Faselは現代的な音、黄Faselはヴィンテージ な音」と言われているのも、この測定結果と合致しますね。
そうすると黄Faselの音を確認したくなるかっていうと、「自分は赤と白があれば充分だから黄色はいいや。」
っていう感じですね。
あと、トランジスタが異なってます。
白Faselの方は2つともMotorolaのBC239Cでしたが
赤Faselの方はBC238Bと
単純に見た目の問題。
「同じ」じゃなくて「だいたい同じ」なのは、自分のはマイケル・シェンカーの真似をして、踏み込んだ状態で丁度いいトーンになるようにギヤの噛み合わせを変更してあって可変範囲が全然狭くなってるので、「それぞれ、マイケル・シェンカー・サウンドが出せるポイントは、ある。」という感じです。
ただし、多分プラシーボ効果だとは思いますが
白Faselに比べると赤Faselの方が、より乾いた音で輪郭もはっきりしていて前に出る。あるいはそういう音のポイントが多い感じがします。
白Faselの踏み込んだ状態で丁度いいトーンになるように調整したギヤの噛み合わせの位置が、今の自分が最適だと思う位置と若干変わっているので、そのせいもありそうです。
最適なポイントは一箇所ではない、と思うようになったというか。
2台ともアンプの前で納得いくまで何時間も調整することになると思います。
それが至福の時間でもあり、人生にとって無駄な時間でもあります(笑