TS9の現行モデルを購入したぞ。(その1)
からの続きです。


これが1st reissueで
{02EB964C-C3FE-4A6F-A0A1-4D499B58502A}

これが2nd reissue
{CD2249AF-388B-4AF8-886A-285205DB8922}

せっかくなので異なる箇所を比べてみます。


まずは基板のハンダ面の角っこ。
1st reissueもしくはMAXON製がこれで
{61EB50E2-B5CE-4866-839B-0E226462F25E}

2nd reissueもしくはIbanez製がこれ。
{9809BD73-D9BD-4C6D-B7BE-2E389C3322CA}

プリントパターンは同じです。
{AA5005A1-6F49-4C26-9B48-2EAE6AF133CB}


部品面。
前回1st reissueと2nd reissueの違いとして挙げた箇所なんですけど
{AA965901-47C2-4715-97D8-54F0D4B8297C}

手元の回路図によるとこれは「CR1」と「CR2」ということで51pFと56kΩの並列ということになってますが、この2nd reissueの現物を見ると1000pF(=0.001uF)と100kΩの並列になってます。

1st reissueの方は「23」と表記されているので、
そのまま読むとコンデンサは23pFということになります。そして、内部に抵抗器が入っていると思いますがその抵抗値は分かりません。
{E9DC935C-3FA9-42AC-8C10-5F89DACF4DC6}

まぁここは電子スイッチの回路ですので音には影響が無いところですね。

よくあるトゥルー・バイパスの自作品なんかはこの電子スイッチの回路自体が不要なので、丸ごと無いです。



あとオペアンプが異なります。

1st reissueはTA75558Pで
{DCB1D588-4077-4BC1-963D-47C25E79B8B4}


2nd reissueでもTA75558Pのものもありますが
この2nd reissueは4558Dです。
{9EF40A1B-E149-4D5C-8AC4-00BD935CCAEF}

「TA75558Pよりも4558Dの方がいいのに。」
というユーザーの声をIbanezが汲み取って4558Dに変更したらしいです。
「4558Dに戻した」と言う方が正解かな。
みんなオペアンプをTA75558Pから4558Dに交換してましたからねえ。


トランジスタは全て2SC1815-BLで同じ。

1st reissue
{138DCD59-3B02-4A77-B815-47C4268FC819}


2nd reissue
{B07943EE-AA59-412F-9513-B9F839F6717C}

FETも同じです。2SK30A-O

1st reissue
{BAC76234-5B9B-49BD-842A-A73816012B6C}


2nd reissue
{83FF17DA-EA42-426A-AA52-87B1786BEABE}

2SK30AはYやGRならまだしも、Oランクなんて入手困難ですよ。
ストックしてあんのかな?


1st reissueのオレンジ色のタンタルコンデンサと白帯のダイオード。
{426BE026-DE64-4059-82DB-948CF3F5B994}

回路図ではダイオードが1S1588のものと1N914のものがあり、オリジナルは1S1588のようですが、この白帯のダイオードは1S1588でも1N914でもありませんね。なんだろ?


2nd reissueは黄色いタンタルコンデンサと黄色い帯のダイオード、これは見るからに1SS133です。
{58FE91D5-0A3D-4A13-A6EE-5A45DA100673}

手持ちの1SS133と見た目が全く同じです。

ってか、

おぉぅ・・・

もう写真が上限の15枚でこれ以上貼れん。


これはまだ

「TS9の現行モデルを購入したぞ。(その3)」

に続くのでしょうか?


うーむ。