◎Tears Of A Clown
▼涙のクラウン
☆Smokey Robinson & The Miracles
★スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ
本日選んだのは、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズ唯一のビルボードNo.1ヒット曲。
先ずは曲をどうぞ。
今年を振り返る時期になりました、というかもうそれも終わりが近づいていますね。
僕の今年の1曲を選ぶと、これになるかな。
昨年の秋、モータウンの国内廉価盤が出た際に、タワーレコードで5枚買うとトートバッグがもらえるということで、その中の1枚としてこれが入ったアルバムを記事にしていました。
しかし昨年はまだYou-Tube映像を貼り付けていなかったので、今回あらためての紹介も兼ねて。
思えば昨年から始まっていたのか。
Tears Of A Clownは、元々1967年に世に出たものが、最初はあまり注目されず、1970年になり英国でシングルカットされ大ヒットしたことで本国アメリカでいわば「逆輸入」ヒットとなり、ついにNo.1に輝いたという曲。
スモーキー・ロビンソンは1970年にはグループを辞めることにしていたのですが、この曲のヒットにより予定より少し長くグループで活動を続けました。
曲はスモーキーとハンク・コスビーそしてスティーヴィー・ワンダーの共作。
でも、例えばイントロの跳ねるような管楽器の音色と旋律、スティーヴィー・ワンダーらしさを感じさせますね。
いたずらっ子の天使のような。
この曲は元々好きでしたが、そのアルバムを買ってからよく口ずさむようになりました。
その勢いが切れないうちに、NHKで4月から始まった「笑う洋楽展」のパイロット版として過去のものが再放送された際に、この曲の映像が紹介されていました。
今回はそれとは違う映像で、同じ映像を見つけられなかったのですが、後ろで歌って踊るミラクルズの男性3人、手の回転が3人とも違うとしてみうらじゅん氏と安斎肇氏大爆笑。
観ていた僕も大爆笑。
この曲を知らなかった弟まで大爆笑。
すっかりおなじみの曲となりました。
余談というか、番組では、みうらじゅん氏はスモーキーを名前だけ知っていたようで、顔を見て「こんなかわいい顔してるんだ」と言ったことが妙に印象的でした。
それからは、2日この曲のことを思い出さないことはなかったと思う。
夏になり、スモーキー・ロビンソンの新譜が出ました。
スモーキーが作曲した曲を、ゲストを招いてデュエットで再録音したもの。
そこでスモーキーはこの曲を、僕が大好きなシェリル・クロウと一緒に歌ってくれて、この上ない喜び(は大げさかも)。
ただ、シェリルのあの高い声がこの曲に合う、と聴く前は思ったのですが、実際に聴くとキイを下げて大人しく歌っていて、シェリルも変わったなあ、と。
しかしそれはそれで素晴らしい。
スモーキーはポール・マッカートニー・トリビュートのTHE ART OF McCARTNEYにもSo Badで参加してくれて、今年は久し振りにスモーキーが目立つ年になりました。
そして、やっぱり僕はスモーキーの声が大好きなんだなあ、と実感。
You-Tube映像、たまたま"tube"が張り巡らされたスタジオで歌うのが面白い、かな。
口パクだと思うのですが、「かわいい」スモーキーが見られます。
バックの3人も、にこやかに、和やかに、穏やかに、親しげに盛り立てています。
というわけで、今年の僕の歌はこれ、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズのTears Of A Clownとさせていただきました!
さて、年賀状書かなきゃ・・・明日は朝3時からNFL最終週の試合中継があるので、徹夜かな・・・