CENTERFIELD ジョン・フォガティ | 自然と音楽の森

自然と音楽の森

洋楽の楽しさ、素晴らしさを綴ってゆきます。


自然と音楽の森:CD1日1枚-April12JohnFogerty

◎CENTERFIELD

▲センターフィールド

☆John Fogerty

★ジョン・フォガティ

released in 1985

CD-0017 2011/04/12


 ジョン・フォガティ名義としては2枚目、C.C.R.解散後では3枚目のソロアルバム、1985年大復活の1枚。


 本日、プロ野球が開幕しましたね。

 大地震の後、紆余曲折を経てパリーグとセリーグが同日に開幕することになりましたが、開幕するとなった以上はこちらもつべこべ言わず普通に観てゆきたいです。


 僕はもちろん北海道日本ハムファイターズを応援しています。


 東京に住んでいた小学生の頃からずっとパではファイターズを応援していて、後楽園球場に日本ハム対阪急戦を見に行った記憶がありますが、平日のナイターでスタンドががらがらだったのが思い出(笑)。

 ファイターズが北海道に来ることになって、僕はなんだか夢が叶ったようでうれしかった。

 他の球団やそのファンのかたには申し訳ないけど、北海道に来たのはファイターズでよかった、ファイターズでなければならなかったとすら思っています。


 札幌ドームでも各選手のテーマ曲や回と回の間などで球場内に音楽が流れます。

 僕がうれしいのは、エレクトーン(ドリマトーンかもしれない)による演奏で回と回の間に流れる曲のひとつが、ジョン・フォガティのCenterfieldであることです。

 日本での知名度はかなり低いと思われる渋い選曲だけど、これはきっと、カントリー系の音楽が大好きなテキサス人であるヒルマン前監督の意向じゃないかなと思います。

 

 ジョン・フォガティ。

 言わずと知れたクリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル=C.C.R.のフロントマンとしてロックレジェンドになっているひとり。

 僕が彼に初めて接したのは、高校時代のこのアルバムでした。

 例の如く「ベストヒットUSA」で、最初のシングル曲であるThe Old Man Down The Roadのビデオクリップが流れ、それを観て聴いたのでした。

 当時はC.C.R.すらまったく知りませんでしたが、小林克也さんが妙に熱っぽく大物であることを力説していて、僕にはそれが不思議でした。

 しかし、僕はビルボードのチャートを中心に聴いていたせいで10代の頃には既にアメリカン・ロック人間になっていて、このブルージーでちょっとハードな歌も気になり、少し考え、勇気を出して(笑)、このLPを買いました。


 聴くと、これがアメリカ音楽の本流かといった感じで、最初は僕にはかなり深いと思ったのですが、曲のポップさにいつしか引き込まれて普通に聴けるようになりました。

 

 中でも表題曲Centerfieldはすぐに大好きになりました。

 ジャケットにも野球のグローブが描かれているようにこの曲は野球がモチーフで、ジョー・ディマジオの名前も出てくるし、僕にセンターを守らせてよと少年の頃からの夢を歌うのどかなカントリー風のロックンロール。 

 ギターのイントロもカッコよくてすぐに弾いて遊びました。


 この曲は、本国アメリカではベースボール・フィールドにはもはや欠かせない曲となっているようですね。

 でも、当時はまだアルバムの中の1曲くらいの認識しかなく、まさかこんなにもてはやされる曲になるとは思ってもみませんでした。

 ましてや、アメリカのみならず日本の野球場でもこの曲が聴けるなんて、こちらもそれこそ夢のよう。

 僕は、Centerfieldがリリースされて割とすぐに買って聴いてこの曲を大好きになっていたのですが、なんだか歴史が生まれる瞬間に立ち会ったようなうれしさをこの曲に感じます。

 願わくば、札幌ドームでこの曲を聴いた人が、誰の何という曲かを知り、ひとりでも多くの人がジョン・フォガティのCDを買って聴き、あわよくば好きになってくれることを望みたいです。


 なお僕は、C.C.R.はCDの時代になって初めて聴きましたが、でも、僕が最初に買ったCD10枚に入るほどごく初期に買い、当然のごとくすぐにC.C.R.が大好きになり、今に至っています。

 しかしC.C.R.の話をするととんでもなく長くなるので、また別の機会に譲ります。

 一応、ここは、さらっと紹介するBLOGですから(笑)。


 また、このアルバムは本体BLOGでも長い記事にしています。

 参考までにこちらの記事 です、ほとんど同じことを書いていますが(笑)。


 ファイターズの「センターフィールド」は糸井選手ですね。

 投手から入団して打者に転向し、2年連続3割、今やチームを超えてリーグでも屈指の外野手に成長しました。

 でも、正直、最初は、ここまでの選手になるとは思っていませんでした、きっと多くのかたがそう思っているのでは。

 時々「天然」に起因するポカがありますが(笑)、糸井選手、今年は「333」、3割、30本塁打、30盗塁を記録してほしいですね、できそうです。


 毎年プロ野球が開幕すると、今年は20試合は観に行くぞと意気込むのですが、夏から秋が特に忙しいこともあって勢いが続かず、プレイオフに出れば客が多くて遠慮し、結局、年間20試合はまだ達成しておりません。

 今年もどうかな・・・あれ、始まる前から弱気になってる・・・(笑)・・・


 ともあれ、プロ野球開幕の日の朝いちでこのアルバムを聴き、ファイターズにパワーを送りました(笑)。


◎このCDこの5曲

Tr1:The Old Man Down The Road

=高校生の僕はこれぞアメリカンロックの真髄と信じて疑わなかった

Tr2:Rock And Roll Gilrs

=シンプルなロックンロールはすぐにギターを手に取って弾いていたっけ

Tr5:Mr. Greed

=執拗に攻めまくるハードで重たくてカッコいい曲

Tr7:Centerfield

=僕も実は小学生時代にセンターをやったことがある・・・

Tr9:Vanz Kant Danz

=昔は夜に聴くと恐かった不思議な響きのソウル



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