先日、amazarashi
のライブに行ってきましたよ~
彼のお気に入りバンドなので、一緒について行きました
このバンド、とってもミステリアス
音楽も活動も独特、メディアでもライブでさえも顔出し一切なし
楽曲はロックながら、ファンはライブ中は静寂を保ち、大人しく演奏を堪能
拍手のタイミングなんて、クラシックコンサートのように気を使いましたわ
バンドメンバーはもちろん舞台におりますが、ライブというよりは映画鑑賞しているような演出
おもしろい
ファンは10代20代が中心
そんな中、中年カップルが紛れ込んだわけですが、ノリは前述のとおりなので、置いてけぼりにならずに済みました
さて、さて、このamazarashiというバンド、彼らの音楽は文学的です
しかも、太宰治とかドストエフスキーのような
この文豪の本を読んだとき、それまでモヤモヤしていたものが、ぱっと晴れたような気がした若者もいたのではないでしょうか
それは、ひた隠しにしていた自分の中の闇が暴かれて、心苦しさよりむしろホッとしてしまった
この闇は、自分だけが抱える罪ではなかったのだと知ったときの安堵感
それと同時に、自分はこの闇にどう対処していけばいいのかわからなくなっていきます
このまま闇に溺れていくか、それとも闇に光をもたらすか
神様は、闇も光も否定しないかわりに、私たちひとりひとりにこの選択を委ねたわけです
闇は、怒りや憎しみ、そして退屈から生まれます
光は、喜びや愛、感謝から生まれます
私たちが選ぶ感情によって、私たちは人生を作り、さらには世界を作っています
つまり、この世界は、今までに私たちひとりひとりが選んできた選択によって作られた結果なのです
今この時代に生きていて、世間に怒りや憎しみ、退屈を感じるとしたら、私たちはこれから喜びや愛、感謝を選んでいく必要があるのでしょう
そのことに気づき、目覚めようと、amazarashiの音楽は言っているように感じるのです
彼らの詩は、痛いくらいに厭世的で退廃的、または自虐的暴力的に聞こえます
なので、こういうものに免疫のないお子さんや、トラウマ的なものがある方には少しキツイかも
私は、私たちがこれから何を選択すべきかを人生で学びましたので、彼らの音楽を聞いたとき、昔の古傷をつつかれたような、多少の痛みとほろ苦さ、そしてそれらの感情への愛おしさを感じたものです
単純に楽曲もボーカルも強くてカッコイイですし、ライブの趣向も大変おもしろいですよ
よろしかったらぜひぜひチェックしてみてください
ライブ終わりに、初・渋谷公会堂の記念としてパチリ
楽しかったね~
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