皆さん、こんにちは。

 

guitar-laboratory です。

 

3月が来てペダルボードを組み始めて3年になります。

 

今の形になるまでに沢山の実験をして来ました。

 

方向性も何度か変えました。

 

自分のプレイスタイルが大きく変わった事も大きいです。

 

3年前はSRVスタイルのブルーススタイルでした。

 

その方向で足元やアンプを考えていました。

 

コレを書くにあたって

 

携帯の写真を探していたら

 

一枚写真が残っていました。

 

 

 

Paul Cochrane Tim Pedal

 

ご存知の方も多いかと思いますが

 

オーバードライブの中に

 

トランスペアレント系と言うジャンルを作ってしまった程のペダルです。

 

Timmy ペダルと言う写真の物の半分位の大きさのペダルが有名ですが

 

これは、その上級機になります。

 

私自身、このペダルとは縁が有ると言うか

 

出会いは早く多くのTIMを弾いて来ました。

 

地元の先輩が当時このペダルの代理店だった

 

タハラ楽器の社員と言う事もあり

 

日本に入って来た頃から

 

ススメられて弾いて来ました。

 

7〜8台は弾いたでしょうか。

 

3台所有しました。

 

その中には代理店になる前の最初期モデルも有りました。

 

バージョン違いも多くサウンドが異なります。

 

数台を並べて友人と弾き比べた事もありました。

 

 

 

サウンドとしては色付けの無いオーバードライブで

 

アンプのキャラクターに対して

 

ドライブやトーンシェイプ

 

ブーストを加えると言うのが

 

このペダルの特徴です。

 

色付けの無い・・変な言い方ですが

 

弾いてみると良くわかると思います。

 

普通のペダルはアンプの音にペダルの音が乗っかる感じでしょうか?

 

合わさって自分の好みの音に作って行きますよね?

 

このペダルを使う方は

 

例えば気に入った良い音のアンプを持っていて

 

まぁそう言うアンプってシンプルで余計な機能が付いてない事が多くて

 

「もう少しこうしたい!!」って事が場合によってありますよね。

 

そんな時にこのペダルの価値が分かります。

 

音自体はアンプの音のまま

 

ドライブ感だけ加える

 

バンドアンサンブルの中で邪魔な帯域を切る

 

スピーカーの特性的にスピード感をコントロールする

 

などかなりマニアックな使い方が出来るペダルです。

 

完全に玄人の事しか考えてない設計です。

 

特に最初期型は

 

「コレ誰が使うんだ!!」って思ったほどです。

 

トーンもドライブも

 

普通のペダルの様に効きませんでした。

 

2型以降(勝手にそう呼んでる)

 

コンプ感やドライブの幅

 

トーンの帯域などが

 

より多くのユーザーに使いやすい方向へ

 

改善されて行きました。

 

ロット番号で細かくマイナーチェンジされています。

 

音が全く違います。

 

最近の上にスウィッチの付いた物は

 

初期の物と比べると

 

全く別物で誰でも使いやすい音色になっています。

 

誰もが

 

イメージするオーバードライブの音です。

 

そんなTIMペダルですので

 

見つけて気に入ったらソレを買わないと

 

欲しい音は手に入りません。

 

良い出会いが有ったらGETしてみて下さいね。

 

このペダルは嘘をつきません

 

ご自身のピッキングが上手な方は

 

物凄いキレイな音を出します。

 

雑なピッキングの方は

 

物凄い汚い音が出ます。

 

ですので、ピッキングの重要性を

 

気づかせてくれます。

 

そんな意味でも良いペダルだと思います。

 

気になった方は是非手に入れてみて下さい。

 

それでは今日はこの辺で。