最近は悪夢っぽい悪夢を見ることが多くなったような気がする。

今回特に印象的だったのは駄菓子屋の夢。

 

冬の昼下がりに歩いていると、古びたフェンスの奥の空き地にぽつんと家が建っているのが見えた。

枯れた芝生に一軒だけ、駄菓子屋の姿が。

遠目ながらに見える色鮮やかなお菓子が置かれた木の台と、並んだお菓子やおもちゃが貼り付けてある台紙が吊り下げられている姿がすぐに駄菓子屋だと判断させていた。

 

ぱっと見たところ、入り口はこちらに向いているが見る限り入り口はない。

色褪せたフェンスと、フェンスの内側に生えた木々が続いているだけだった。

 

入り口はないのにお店は開いている。

それでも人の気配はまったくなく、さび付いたトタンの屋根がなんとなく廃屋を彷彿とさせる。

 

 

場面は変わって、古いビルのオフィスらしい少し薄暗さを感じる室内にいた。

職場の人と話をしている最中に、先ほど見た駄菓子屋の話をしようと思った。

 

「近くにある駄菓子屋さんぽいところなんだけどさ、行ってみたいんだけどどうやったら行けるのかな?」

 

何となく気になったことを聞いてみただけだった。

しかし、返事はない。

返事もなければ、にこにこしながら瞬きもせずにこちらをじっと見ている。

 

異様だった。

私の話が聞こえなかったわけではない。

 

本当にただ、じっとこちらを見ている。

その目の彩光部分は大きく見え、光が入っていない。

 

何だかこのままではいけないと思い、思い切って別の話をする。

すると、今までの間がなかったかのように相手はいつも通りの振る舞いに戻った。

目も異様さはなく普通だった。

 

話も普通に終わったところで、さっきのは一体何だったんだろうと妙な不安感に苛まれる。

確かめたくなって、別の人と会話をする中でもう一度あの駄菓子屋の話をしてみた。

 

同じだった。

その次に話をした人も、その次の人も、駄菓子屋の話をするとみんなにこにこしながら

こちらをじっと見てくる。微動だにせず、瞬きすらない。

そして、別の話に切り替えるか「駄菓子屋行くのやめようかな」と言うと元に戻るのだ。

 

あの駄菓子屋は一体なんだったんだろう。

 

この後すぐに目が覚めた。

次に見た夢は、知らない誰かが玄関のドアをドンドンとたたく夢だった。

何かが家に侵入してこようとしている夢を見ると、戸締りができているかをすぐに考える。

玄関、窓、大丈夫。

居留守…あ、明かりがついたままだ。

 

ドンドンドンドン。

玄関横のすりガラスの向こう、知らない誰かが笑っているような気がした。

 

目が覚めたら心臓がバクバクしていた。

 

ちなみに次に見た夢は遅刻しそうな夢。

一番たちが悪い。

 

久々の夢日記は悪夢祭りでした。