最初は自分が中心の夢かと思ったんだけど、

いつの間にか主人公が男の子になってた。



始まりはどこかのペットショップ?で、友人が働いていて、

僕ともう一人の友人と遊びに行くところだった。

ちょうどゲージなどの清掃中で、よければと手伝うことにした。


小動物をみんなでやろう、ということになった。



僕が先に部屋に入って、さぁ!やろう!となった時に、

小動物用のゲージすべての扉や蓋が開いた。


普段なら寝ているはずのハムスターも、だらけているウサギも、

飛び出した。

それと友人が部屋に入ってくるのは同時だった。


何が何だかわからないまま逃げた動物たちを捕まえ、

ゲージに戻したりからだを拭いてあげる作業をした。


何が起こったかわからない、だけど、みんなの視線は僕に突き刺さり、

「何で蓋をあけたままにしたのか」などの小言を言われる羽目になった。



これが最初。



その日の夜なのか、誰もいない学校。

いや、夜なので人が少ない学校。

たぶん、誰かと一緒に帰ることをせずに残り、

人目につかず帰ろうとしていたのだろう。

怪談を下りて廊下に出て曲がろうとすると、先生のような若い女性がいた。

たぶん先生。

僕の物音に気が付いてか振り返り、僕を確認すると軽く挨拶だけして向き直る。


何となく、僕はこの先生に相談…というか今日の話をしてみようかと思った。


先生のそばに駆け寄って、まずは他愛もない話をした。

「ちょっと教室寄っていくね」と入った教室にはまだ1人生徒が残って勉強していた。

入ってきた僕たちを見ることなく、尋常とは思えない速さでノートに何か書いている。


ぞっとしたが、その書いている内容は見なかった。

教室は暗く、廊下からの光だけだった。


先生はそれを気にも留めず、積んである資料を抱えると教室をでた。



いつの間にか僕の手には、実習でつくったタルト生地との上に何らかのクリーム、

その上にクレープ生地と不思議で未完成のタルトを持っていた。

僕の会話によれば、家に帰って続きをやるんだとか。


他愛のない話は進み、いつの間にか職員室まで到着してしまった。

職員室内はやはり先生がたくさんいる。

その中に首に包帯を巻いた先生がいた。


工作室?ののこぎりが出しっぱなしで、転んだか何かの拍子に

少し切ってしまったらしい。

先生たちは先生たちらしく、注意しないと、とか、誰がやったんだうとか、

今日はあの部屋は使っていないという話をしていた。


結局誰にもあの話をすることなく帰ることになった。


帰り道、僕にはないはずの記憶を思い出していた。

工作室を通る場面。

何かを追いかけてか、廊下→工作室→準備室→廊下と入ったような気がするのだ。

しかし、普段教室には鍵がかかっているはずだった。


やっぱり明日、誰かに話してみよう。

カウンセリング室でもいいや。


そして、気が付けば朝もやの学校。

一人の女性の先生が前を歩いていた。

昨日は会わなかった先生だった。

サーモンピンクの上着…カーディガン?

おなかは大きくなっていた。


挨拶を済ませて、いつ産まれるんですか?と尋ねた。

また他愛のない話をした。

僕の手には完成したタルトがあった。


少し時間がたっただろうか?

誰か別の声がはっきり聞こえた。


そんなに覚えてはいないが、空気を一転させるには十分だった。

何かの暗示だったのだろうか?

「その男は**で**…。」

内容的にはお前をたぶらかしているんだぞ、と女性教師に言ったようだった。

女性とも、男性とも思える声、、、いつもどんな声だよwと思っていたが

まさか夢の中でわかるとは思っていなかった。


気が狂ったように教師が僕を突き飛ばす。

タルトが地面に落ちて行った。


昨日のことといい、この状況ともいい、やはり何か変だった。

足をついて頭を抱える教師がブツブツと何かを言いはじめる。

これは僕も聞き取れなかった。


そして、この辺りから僕は第3者視点となった。

男子生徒がいる。さっきまで僕だった。


走って校舎内に入っていく。

他の男子生徒とぶつかる。

知り合いだったのか、「どうした?」とただごとではなさそうな僕の顔を見て聞いてきた。


僕の前にその男子生徒。その後ろに何かいた。

それは笑って消えた。

僕の後ろに何か現れた。


それは「私が来るまで耐えなさい」といって消えた。

さっきのとは別の…女性だった。


僕が見るからに守護的な立場で、今はさっきの教師のもとに行ったのだと思う。


男子生徒にもそれが見えたのだろう。

顔が青ざめて行った。

僕は「絶話室…。絶話室なら大丈夫…5時間くらい、大丈夫だのりこえられる」といって

急に走り出した。


そしてこの時僕はその夢の別の人物として登場し、走り出した主人公を追いかけた。

それを見た男子生徒も後を追ってきた。

途中でおじいさんのような人をみかけた。

青い入院の時に着るような服を着ていて、僕はてっきり幽霊かとおもったが

勘違いだった。


追いつくと白い扉。

スライド式の小さい窓から、中に主人公の彼がいたのが見えた。

一人だ。

中の部屋は真っ白で、とても違和感があった。

僕と男子生徒は、開けるように言った。



嫌な予感がしてならないのだ。



「あけろ!**(彼の名前)!」

「早く、そんなんじゃだめだ!一緒にいなきゃ!開けて!」


絶話というだけあってか、防音効果があるらしい。

声はきっと届いていない。


彼のひきつった顔が見えた。

僕らに気が付いた。

でも、遅かった。


彼の後ろから黒い靄が現れ。1本の腕が伸びる。

彼をつかんで引きずり込もうとしているのだ。

僕らはあっけにとられていた。


じたばたとしている彼がのみこまれたのは


一瞬だった。


影もなくなり、誰もいない部屋になった。

部屋の死角から、カウンセリングに使うおもちゃが崩れて部屋中に散らばっていった。

彼が暴れたときに蹴ったのだろう。


そして、最後に信じられない光景を見ることになった。


ラジコンの黒い車が、ライトを点滅させてこちらのドアにゆっくりと近づいてくるのだ。

他のおもちゃを押しのけながら、ゆっくり、ゆっくりと。


頑丈な扉の窓から見えるギリギリのところで、その車は動くのをやめた。


いろんな感情が混じって、僕と男子生徒2人は朝の早い

音もしない学校でつったっているだけだった。


そして夢が覚めた。



後味が悪い夢。

あのまま視点が彼だったら、僕がのみこまれるところだったんだろうか。

教師の安否とか色々気になったけど。


ね。


こわかった。