気が付くと仕事をしていた。

もう閉店間近で、お店には変わったお客さんと

どこかの偉い人、常連が一人。

やることがなくなってボーっとしていた。


まず最初に帰ったのは変わった人。

たぶん、ただの酔っ払い。


次に帰ったのは偉い人。

外に1台の高級車とSそれを挟んでいる車が2台、SPがたくさん。

とりあえず外に出てお見送りもした。


最後に帰ったのは常連さん。

僕もさっさと切り上げて帰る。


帰り道、もう空が明るかった。

デジスコをかついでちょっと川沿いを歩いて帰った。

チラチラと川から顔を出している鳥がいた。

黒に、頭だけ赤い。

それがたくさんいた。


写真を撮ろうとして近づいた。

川は意外と流れが速く、雨が降った後のようだった。


手に持ったカメラを構える。

シャッターを押したと同時に、足が滑った。


流れが速くて、泳いでいられない。

死ぬ…そう思った。


少し下流まで流れると、土手に人が集まっていた。

曇っているのに水着姿の人が多くて、声を出して助けを求めようとした。


ん?まてよ?


違和感に気が付いた時には、もう川の流れが緩やかになっていた。

といっても、泳げるけどちょっと流れがキツイくらい。


水着でいるってことは、泳ぐってこと。

泳ぐってことは、泳げる場所だということ。


重い身体を土手にあげると、肩にペットのサルを乗せた水着姿の

お姉さんが声をかけてくれた。

大丈夫です、大丈夫です。

そう言ってほっと溜息をついた。


足がふらついて、何かにぶつかった。

大きなサルだった。

僕を威嚇して、僕は驚いて足が滑りまた川の中へ落ちた。

すぐに顔を水面上にあげると、サルが追いかけてこようとしていた。


ちょっと怖かった。


…という夢だった。