なんだか、よく分からないけど。
山の中にいました。隣には知らない友達がいました。
『見てみて、この防御バンド』
差し出された腕には、布のようなバンドがついていた。
防御バンド…?
『へー…最新の?かっこいいじゃん』
なんて言っておいたけど…。
ココは日本か?地球か?
モンスターでも出るのか?
防御バンドってなんなんだー!?
山の中を歩いていくと、人だかり。
なんだなんだ?
人の視線の先には、なんだかゴッツイ鎧を着た青年。
はやってるのか?こういうの…。
しかし、周りを取り囲む人の顔は心配そう。
『なんだお前。来てたの?お前のダサい防御バンドじゃ役に立たないから帰りナ』
急に一人の青年が、隣にいる友達にそう言った。
周りの皆も笑い出して、なんだか僕はムッとした。
その少年たちの向こうに見えた生物は、実際に存在するジムグリという蛇だった。
ジムグリって、確か…無毒だよね…?(曖昧だけど)
それが怖いの?モンスターなの?
僕は、人を掻き分けてジムグリをつかんでこう言った。
『コイツすら捕まえられないお前らの方がダサいよ。なんも分かってねぇじゃねーか!!』
実際、捕まえられるかなんてわかんないけど、
夢の中の僕は他人のようにかっこよかったです…。
それにしても、実際にモンスターがいるという世界だったら、
クマとか鹿とかがモンスターになるのかな?
ゲームと違って限りのある命。
この世界に、勇者がいなくてよかったと思う…。