踏み切りに立っていたら、少し離れたところで男が女性に声をかけていた。
ナンパ…かなぁ…?
何だか違和感があった。
男の首に、シロとアカの何かが見える。

手…首…?

僕ははっとして、怖くて逃げた。
男は、その手首に首を絞められた…。

気づいたら、僕はまたその踏み切りに立っていた。

なんだか嫌な予感がした。

踏み切りのポールがあがる。

ゆっくり足を  踏み出したとき

首に絡まる白い手。

思わず、しゃがみこんだ。
取れない…!
タスケテ!

白い手首の切断面に紅いもやのようなものが見える。

通り過ぎるヒトは、こっちを見ながら通り過ぎていく。

でも、そのときだった。

大丈夫?

知らない2人の少年に声をかけられた。

少年は、その白い手首をはずしてくれた。
なんだか、助かったみたいだ。
とびっきりのお礼を言って、その場面は終わった。


友達と買い物をしに行く。
そのトイレで、怖い話をしている女の子たちがいた。
その子達を横目で見ながら、
私はトイレを後にした。