その日、僕は実習に行く日だった。
外はもう明るくなってきているが、準備がまだ終わらない。

ピンポーン

壊れているはずのチャイムがなった。親は寝ていて、起きているのは僕だけ。

玄関の冷たい扉を開けると、そこには友達が一人。

「どうしたの??」

「一緒に行こうと思って」

うちの場所を教えた覚えはないが、
「まぁ、中に入って待ってて?」と片付いてない部屋に案内した。


準備ができてない僕を見て、

「まだ終わってないの?!」

と驚く友達。
そりゃそうだ。
出発まで時間がない。1時間以内に家を出ないとまにあわない。
パッキングどころじゃない。圧縮袋も使っている暇はない。

早く早くと、急いで詰め込んだ。

気がついたら、駅の改札口。
先生と友達と、クラスメート。

夢が繋がっていない。
僕の脳味噌が焦って無理やりまにあわせたようだ。

なんだか僕はキョトンとして、夢は終わった。