冷たい廊下。青々としている。
僕の横には友達が数名。
手には銃。僕のはいちいちハンマーを引かなくていいやつ。
戦争ものの映画によく出てくるね。
やっぱりゾンビが出た。
僕は必死になって銃を振り回す。
僕の夢にしては珍しく、弾が出てゾンビを倒した。
ゾンビが消えた。
次は…??
急に現れた人物に驚いて、僕は銃を向けて撃った。
「せんせー…?」
僕がその人物を理解したのは、すこし遅すぎた。
「なんだよ、怖いなーw」
確かに、撃ったのに…生きてる。
頭には弾の跡がしっかりついてる。体にも。
でも、僕はホッとした。
殺してないって、ホッとした。
それに続いて、出てきたのはまた先生。そして、その後ろにゾンビ。
「危ない!」
ゾンビだけをうまく倒すことができた。僕は撃たなくて良かったとホッとした。
「ははw怖いよw」
そんなのんきなこと言ってる場合じゃないでしょ。
僕の自動式の銃の弾も切れて…いちいちハンマーを引かなくてならない銃が残った。
一度戻るしかないと、その場の皆と非常階段から皆のいる大広間まで帰る。
非業階段の手すりは蒼くて白いネットが壁のようになっている。
それでも、道は細く金網でよく揺れた。。。。怖い。
大広間についた。軍隊のような服を着ている人が、
厳重な防御をしている。
大広間はまるで神殿のようで、体育館よりも広いくらいか。
天井もすごく高かった。
そして、僕は嫌な予感がした。
大広間についた、外へ続くいくつもの大きな扉の一つが、
ギィィィィと音を立てて開いた。
白くて大きい。人よりも、ずっとずっと大きい扉。
外から差し込む光は夜明けのような色。
風で開くわけがない。あんな頑丈で重い扉。
「馬鹿っ…扉を閉めろっ!」
叫んだ僕の視線は自然と上へと向いた。
「なんだあれ…」
まるでダンプカーのように大きい怪物…。それ以上か…。
一瞬で第1班は尻尾でなぎ倒される。
他の班が銃を撃っても奴には効かなかった。
ここは僕の夢だ。少しくらいなら先を見て命令をすることができた…。
怪物はそれに気づいた。標的を僕に絞った。
どんなに逃げても、奴の速さと大きさからは逃げられない。
僕は外へと飛び出した。
…。
気がつけばそこは過去だった。
怪物が怪物になる前の過去。
湖の傍に、2人の男がいた。白っぽい男と黒っぽい男。
男は、手紙を風に乗せて運ぼうとしている。そういう魔法なのだろう。
しかし、いいところまで行って手紙は帰ってきてしまう。
その手紙が僕の傍に落ちた。それを拾って、男に返す。
「気持を伝えたいのだが…うまくいかなくてね」
僕は少しだけ…アドバイスをして、「きっと届きますよ」と言った。
湖のそばにはカモと白鳥が鳴いていた。
なんだか…複雑な気分だ。
怪物になる前に殺してやろうと思った。でも、手紙の中には。
小さな紅い宝石のついた
指輪が入っていたから。