京都。たぶんそこは京都だった。

携帯を片手に親と何か話している。僕は一人旅中なのか、周りには誰もいない…それとも今日から独り暮らしなのか。

どこかの待合室のような所で座っていると、知らないお爺さんが、
知らない女の子と口論している。
何か、木の台の話らしいが。僕が間に入って(入れられて)一つ提案する。

自分の好きな台を作ればいいじゃないですか。

そうして口論はおさまった。
それを見ていた別の女の子がいた。そして、僕に思いっきり抱きついた。

僕はまたまた、知らないうちに知らない女の子3人と、
男の人と暮らすことになった。
女の子たちがやたら飛びついてくるのは…なんでだったか…。

僕は部屋で紺のポーチを落とした。
そこに、女の子のうち1人が飼っていたハチが寄ってきた。
慌ててポーチを端に寄せて、僕は玄関の外へ出た。

アパートの2階のようだった。
一番端…階段の方に、黒い髪に黒い服を着た女の子が立っていた。

僕は気になって、傍へ行ってみる。
女の子の前には、男の子と女の子が立っていた。
それも、漫画のような…2次元?の。
そして、ゲートが一つ。

「僕らの役目は終わりだね…もう行くよ」

そういったのが聞こえた。
ゲートの奥に消えていく、少し苦笑いをした男の子たちを見て、僕はすぐに理解した。

絵が消えていく。
つまり…自分が大人になってしまう。

階段の下に、何かあった。
それはまるでゲームの中にあるようなワープゾーン。
僕はその前まで近づいた。さっきまで部屋にいた女の子と男の人が、やってきた。

僕は行かなくてはいけないんだ。

みんなでゲートに飛び込んだ。

そこにはお菓子の山があった。
食べ放題。一緒に飛び込んだ人たちも、美味しそうに食べてる。
僕も、食べた。食べてるうちに、異変に気づいた。
さっきまで一緒にいた人が、いつのまにかクラスメートに変わっていた。

先生もいる。

お菓子のキャラが歩き回っている。なんだか妙だった。

僕は走った。

遅刻しちゃうから、行かなくちゃって…走った。
現実に…寝すぎる時にはよく遅刻しそうな夢を見る。
とにかく、僕は通学路のような道を走った。
大学生や高校生が、同じ方向に向かって歩いている。

僕は立ち止って…今回はとくにはっきりと。

これは夢だ

と感じた。音楽が流れてる。
どこが音源か探して耳に手をあてた。

そうだ。

イヤホン。

僕はイヤホンをつけている。それなら…。

僕は、きた道を逆走した。
戻ればあそこに“アノヒト”がいる。
起きる前に、会いたかった。

目の前に、仮面をつけた学ランの高校生が…。
僕をナイフで刺した。それでも僕は走った。
背中を何度もナイフで刺されても、これは夢だってわかっているから。

どこかの建物についた。
学生がにぎやかに何かしている。

…。

でも、そこで僕は…“アノヒト”を見つけることができなかった。
…親に起こされたから…。