僕はスーパーにいた。
中には、客がたくさんいたが雰囲気が妙だった。
たぶん…普通の人ではないのだろうが…。
襲ってこない。それどころか、普通に買い物をしている。
僕と、僕の仲間は物陰に隠れている。銃を構えて。
ここは強行突破しかないって、飛びだした。
だが、トリガーを引いても弾が出ない。
おもちゃやゲーセンの銃のように、スカスカと軽い。
焦った。
襲われたら、終わりだって。
けれど、みんな普通に買い物を続けていた。
家族連れ、恋人同士、おばちゃん、スーパーの人。
全てが普通に行動していた。
だけれど、僕にはそれが不思議でならなかった。
よくわからないまま1人スーパーから出ると、冷たい風が吹いた。
嫌な予感がした。
淀んだ空に、不気味な雰囲気。
そして、雪が混じった冷たい風。
嫌な予感がして、すぐにスーパの中に戻って仲間と合流した。
店から人が出てくる…誰もが皆、笑顔だった。まるで作りもの。
来た来た来た来た。
やっぱり演技だったんだ。
来るぞ!!
でも、やっぱり銃は撃てなかった。
そこらにある、品物を投げつけては逃げることしかできなかった。
スランプ。