最近は夢に社長がでてきます。
海馬社長。
カードは持っているだけで使ったことないです。
暗い教室。
何人か、人がいるけど。
僕の知らない誰か。
僕の顔が見えたけど、僕も僕ではなかった。
教室の後ろで、何か騒ぎがあった。
騒ぎと言っても、少しザワザワするくらい。
僕はそのいざこざに巻き込まれてしまったようだ。
ずっと避けていたカードゲームでの戦いを、
やらないといけなくなった。
カードを集めるのは好きだったけれど…やったことはなかった。
カードも今は、持っていない。
「デュエル!」
お馴染みの掛け声とともに、あのアニメではお馴染みのデュエルディスクの起動。
暗くてよく見えない相手は、少し漏れる明かりからシルエットを浮き上がらせた。
いつもの悪そうな微笑みに、紫のコート。
緑っぽいシャツ。茶髪のキノコカット。
早々と現れたソリッドビジョンには、青い目の白い竜。
社長だった。
勝てっこないって、思った。
でも、夢の中の知らない僕はワクワクしてそれに対応した。
それが僕には、羨ましい気もした。
勝負は中断された。
社長は去っていく。
僕は思った。もう一度デュエルをしたいって。
気づいたら、知らぬ帰り道。猫と戯れながら帰る道。
着いた家には、優しくしてくれる人が何人かいた。
それが僕にとって、どんな存在なのかはわからないけれど。
そんな彼等と、旅行に行くことになった。
知らぬ国で、飛行機に乗ろうとする。
乗り込んだ飛行機は、えらく豪華で広かった。
乗る飛行機を間違えたのかと思った。
「これより出発いたします!」
聞き覚えのある声。社長の部下の磯野の声。
機体が動き出す中、僕は外を見る。
窓から見える機体はなんと、白き竜。
「嫁ジェットじゃないか!」と、突っ込むところに飛び立つ前の滑走路で急停車。
よくありがちな敵が、社長にデュエルを挑んできた。
僕はそれを外で見ていようとしたけれど、水の中からワニが出てきて、
それどこらじゃなかったり。
おしまい。