寂しい。

夢は

記憶の断片。

その人を表す。


地元の暗い夜道を、クリームだけのホールケーキを両手で持って歩いていた。
ケーキの真ん中には、ロウソクが1本。

風で消えては、マッチで火をつけて歩いた。

独り、、歩いていた。

消えては点け、消えては点けた。


怖い夜道も、そのロウソクが安心感を持たせてくれた。

でも。いつかロウソクは点かなくなった。

何度点けようとしても。

夜が急に、怖くなった。

部屋に戻ったら、誰もいなかった。

しょうがないから、一人で寝ることにした。


独りなのが当たり前だと気づいたのは。起きてからだった。
だって。今は誰も、僕の周りにいないんだから。