何もかも、今の僕を支配しているのは過去。

今の現実はちょっと苦しい。
本当に息ができないんだ。

言葉が出なくて、吐き気がして。
そんな僕にはとげが刺さるばかりで。

振り返りたくなるのは当然じゃないか。

今の、僕の、数少ない支えであって。
僕の全てであるんだから。

いつまでも、このままでいられるような気がしてた。
時間が過ぎていくにつれて、みんなが離れていくことに怖くなった。

不安ばかりだった。

いい思い出だけ残して、消えてしまえるならそれでもいいと思った。

いままで甘えてきた僕だから、支えが見えなくなって、
確認していないと不安で。

弱い肌を、強い塩水に浸しているような気分だった。

だってほら。

まだ涙は出るんだよ? まだ僕は人間でいる。
何で、信じられないんだろう。こんなに心配かけてばっかりなのに。
僕には何もないような気がして。

現実にはあいまいな感覚だけ。
だから常に心は過去に戻って、自分の存在を確認する。

夢と過去。僕の存在。 よく似ている。