最初は、教室みたいな長机が並んだ部屋にいた。
人は5人くらい。

知っている人もいれば、
知らない人もいる。

そこで、

「お化けが出る。」

という話をしていた。
廊下でウロウロしているのを目撃されたらしいので、
何人かで廊下に出てみる。


本当にいた。

青いセーター。
黒い長い髪。
女の人。

彷徨うようにして、スゥッと移動していく。

やがて、階段を上って消えた。

ゆっくり追いかけてみた。
階段の先に、扉があった。
なぜ…?

あけてみると、今住んでいる寮の玄関だった。
誰の部屋か分からない。
けど、たぶん…僕の部屋。。。

玄関を開けると、すぐに台所。
右手にお風呂とトイレのドアがついている。
目の前に、部屋と台所をしきる扉がある。
それが、半分あいている。

一緒にいたのは誰だっただろうか。
部屋の奥にある、ベッドの上に、
青いセーターの女の人が寝ている。

生身かもしれない。
近くによって、大丈夫か、と声をかけた。

彼女は起きない。
しかし、何かしゃべっている。

「開放的なところにいる」

おそらく、それは彷徨っている彼女の魂が。

「金沢…?」

まるで、催眠術にかかっている人のようだ。

そこまで聞くと、僕ともう一人の人は玄関に戻った。

嫌な。
気持ち悪い感覚がした。

はっと玄関のドアのほうを振り向いた。

何かが。

無機質な何かが。

玄関をすり抜けて僕に近づこうとしている。

きゃぁ。

驚いて、一緒にいた人に飛びついた。

無機質な何かは、僕の心臓を狙って、よってこようとている。


彼女は、

こいつにやられたんだ。

そう思った。


そこで夢は終わった。




青いセーター持ってるし、今、髪の毛黒くて長いんだけど。