ずうっと、この夏は眠れない夜は、クルマで走っていた。
クルマのなかでかけていたのは、「深夜高速」。
もともとはCMでかかっていたのを気には留めていた。
三浦透子や斎藤和義や岡崎体育が歌っているけど、元はフラワーカンパニーズの歌。オムニバスのCDがある。
今年、「深夜高速」の絵本が発売された。大人の向けの絵本だ。
青春ごっこを今も続けながら旅の途中
ヘッドライトの光は手前しか照らさない
真っ暗な道を走る
胸を高ぶらせて走る
目的地はないんだ
帰り道も忘れたよ
壊れたいわけじゃない
壊したいわけじゃない
夢の中で暮らしている
夢の中で生きていく
心のなかの漂流者
明日はどこにある
生きててよかった
生きててよかった
そんな夜をさがしている
そんな歌詞が今の自分に重なる。
重なるという表現よりも「刺さる」だな。
そう。「刺さる」。
胸に刺さる。
心に刺さる。