
毎年、地蔵講が提灯を吊るすの見てから地蔵盆を思い出してお供えしに行く。
子どもがいない自分でもお地蔵様に手を合わすわけで・・・
「子どもの祭り」の地蔵盆というけれど全然、地域には子どもがいないという状態で。それでも新しい提灯が今年もあった。
集ひしは昔の童か地蔵盆
提灯の名前誰の子たるやと推し量り
山頭火を真似て自由律
冬龍
また少しずつ句を作り始めている。
一時期は句が次々と頭に浮かんだものだが、最近は全く浮かばない。
これが才能の枯渇というものか・・・
そんなわけはない。
自分は凡人、自惚れてはいけない。
自らを惚れると書いて「自惚れ」。
水仙の花言葉が「自惚れ」。
ギリシア神話の神ナルキスが水面に映る自分に惚れ、自ら水に入り死んだ。その生まれ変わりが水仙なんだそうだ。
地蔵盆からギリシア神話へいくらなんでも飛躍しすぎか。