Y崎との飲み会してから、今度、H田を呼ぼうかと言うはなしになった。
H田は小学校時代からの共通の友人で、あんな頭がいいやつはいなかった。まあ、10で天才、15で神童、ハタチ過ぎればただの人を地で行ったやつだった。
二浪して関西ではまあまあ知られている大学に入った。「一浪はわかるが、二浪してあいつがそこかあ?」と小中時代を知ってる私としては残念だった。本人はそんなこと思ってもないかもしれないが。ちなみにY崎は一浪して先にH田と同じ大学に入学して、H田の先輩になっている。
10年くらい前に一度飲んだが、そのあとメルアドを変えたので、連絡がつかなくなった。共通の知人のHannaさんがH田とは高校が一緒なので、HannaさんにもH田の連絡先を訊いたが、Hannaさんもわからないという。
ダメもとで登録を消していないあいつの携帯の電話番号にSMSを送ったら、番号を変えていなくて、H田から返信があり、連絡がついた。来月、H田、Y崎、M野の小学校時代の三人が集まることになった。一緒に飲むのは就職前の40年ぶりくらい。
今度は「三人のおっさん」ならぬ「三人の爺さん」。なんかそんな時代劇があったよなあ。丹波哲郎と里見浩太朗とあと誰だっけ?