
漫画家岸辺露伴はヴェネチアの大学図書館の招きで
ヴェネチアに訪れる。
偶然、仮面を被る男の懺悔を聞くことになる。浮浪者をいじめ、「幸せの絶頂から、絶望へ突き落とす」とその浮浪者が亡くなる寸前に呪いをかけられる。
ある男に身代わりにたて、一度呪いから逃れることができたが、逆にこの男からも呪いをかけられてしまう。
それから男は、幸せにならないように黒い服を纏い、縁起の悪いことをしている。その男の娘が結婚することになり、幸せの絶頂にならないように、男は結婚の妨害を試みる・・・
岸辺露伴シリーズの映画二作目で最新作。高橋一生と飯富まりえの夫婦になった二人が、露伴、京香でまた共演している。
娘役の玉城ティナがなかなか、私的には好きなんですわ。ああいうバタ臭い顔が。
わぁっ、作りがホント、NHKだなって。エンターテイメント的な作品なのに、無味無臭で、これがTBSやフジの番組だったら、もっと特殊効果、CGを際出せていたかな。
ヴェネチアには一度、行ってるんですよ。私。でも着いたのは夜遅く、次にはスイスに行かないといけなかったので、お昼間の感じとか、観光地が全く見てませんし、わかりません。
今回、あのクチバシの鳥のようなマスクはペストを治療した医者が被ったマスクだとこの映画で知った。当時、ペストは鳥から感染すると考えられ、鳥に病気を返す意味でつけられていたそうな。あのクチバシの部位には薬草をつけて防止していたが実際は役には立たなかったそうだが。