訃報を聞いて、驚いた。
今年の春先に火野正平が相模の彦十を演じたの当代幸四郎の「鬼平犯科帳」を見たばかりだった。
飄々とした演技は相変わらずで、なかなか吉右衛門のときの江戸家猫八の彦十みたいでよかった印象があった。
若い時から飄々とした演技、必殺シリーズやら、近藤正臣の「斬り抜ける」の弥吉やら、萬屋錦之助の「長崎犯科帳」の三次やら、時代劇で活躍した。
また、女性関係も派手だったこともあり、女性週刊誌賑わせた。
最近は自転車乗ってあちこち旅しているが、体調も悪かったと聞く。
これから、「鬼平犯科帳」は誰が彦十するのかなあ。若い時から知ってる芸能人が亡くなるのは寂しい。
ご冥福をお祈りいたします。合掌。