トノバン 音楽家加藤和彦とその時代 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 16TH SEASON

GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 16TH SEASON

EVERDAY I HAVE THE BLUES AND A LITTLE BiT OF HAREBOiLED STYLE.

毎日がブルース、ちょこっとハードボイルド。







先週、ヤマヒロさんの「ぴかッとモーニング」で監督の相原裕美さんがゲスト出演していた。

きっかけは亡くなったユキヒロさんがトノバン、加藤和彦を評価してもいいんじゃないかとコメントをしていたことが由来しているそうだ。

フォークルの「帰ってきたヨッパライ」、北山修との「あの素晴らしい愛をもう一度」、サディスティック・ミカ・バンドの「サイクリング・ブギ」、「タイムマシンにお願い」など、めちゃくちゃ有名過ぎる人。

有名なメンズクラブにメンバー募集を載せたはなしから、ラジオ関西の「若さでアタック」やニッポン放送の「オールナイトニッポン」で、人気が出て急遽事務所やレコーディングが決まったはなしを証言を交えて紹介する。

私が音楽に目覚めた70年代後期や80年代初頭は、ミカバンドも解散して、加藤和彦はソロ活動をしていた。随分小難しいことしてるなと言う印象だった。

二度目の妻の安井かずみと一緒になってから加藤和彦は変わったと幾多の証言があった。

彼のタレントビリティからセンスシティブな音楽に移行してからは彼のセールスは落ちているし、多くのミュージシャンのプロデュースもしているが、初期のときを除いてさほど成功はしていない。

安井かずみ死後、最愛の妻を亡くし、自分の音楽が受け入れない、そういったところが、彼が鬱になったり自殺至った原因かもしれない。

最後の多くのミュージシャンで奏でる「あの素晴らしい愛をもう一度」は圧巻で聞き応えはある。