新しい戦前 | GUILEさんの毎日がBLUES、ちょこっとHARDBOILED 16TH SEASON

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「新しい戦前」…80年前と酷似?戦争資料から浮かび上がる「今の日本のヤバさ」(FRIDAY)

#Yahooニュース

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書店で、「新しい戦前」という本を見つけた。

もとは昨年「徹子の部屋」でタモリが黒柳徹子の来年はどういう年になるかという問いに「新しい戦前」になるんではないかと答えたという。


「戦前」というのは、第一次世界大戦終了1918年から、第二次世界大戦が始まる1941年のことを指し、主に昭和前期、元年(1925)から昭和16年(1941)をさす。


まあ、その間に日本は日中戦争(支那事変)やら満州事変と軍事行動は起こしてはいるが、キナ臭いながらも戦争のなかった時期だ。


文化も華やかな時期から退廃し始めた頃、大正モダン、そしてエロ、グロ、ナンセンス。時代の雰囲気も今と似てなくもない。


今、ビックコミックスビリッツに能條純一の「昭和天皇物語」が連載しているが、ちょうど連載が今、大戦前の時期辺り、政治情勢の雰囲はこれまた今と似てなくもない。


花沢徳衛という俳優がいた。亡くなって久しいが、「徹子の部屋」で同じく、「戦前と雰囲気が非常に似ている」と発言していたのを思い出す。まあ、この人はバリバリの共産党員で、共産党のチラシやら、赤旗にしょっちゅう名前が出ていたから、危機感が常時持っていたのかもしれない。


ちなみにユーキャンの流行語大賞のノミネートにこの「新しい戦前」はひっそりと入っている。